ヤマハ発動機は、農業自動化に向けた技術開発を目的に、米国のリンゴ自動収穫ソリューション開発のスタートアップ企業「Abundant Robotics(以下、AR社)」に対し、250万USドルの追加出資を実施した。
なお出資は、CVC(Corporate Venture Capital)活動を行うグループ会社「Yamaha Motor Ventures & Laboratory Silicon Valley(YMVSV)」を通じて行われた。
ヤマハ発動機は、2016年にAR社に25万USドルを出資。その後、両社間で協業について協議を行ってきたが、今回合意に至り、追加出資を行うこととした。
また今後も、ロボティクス技術や無人機システムの開発の加速を通じて、農業分野の省人化・自動化への貢献を目指すとしている。
[Abundant Robotics社の概要]
– 商号:Abundant Robotics, Inc.
– 代表者:代表取締役 Daniel Steere
– 本社所在地:3521 Investment Blvd. Unit 5 Hayward, CA 94545 , United States of America
– 設立:2015年
– 事業内容:りんごの自動収穫ソリューションシステムの開発・製造。
■Abundant Robotics:https://www.abundantrobotics.com/