ヤマハ発動機は7月19日、2018年に策定した「ヤマハ発動機グループ環境計画2050(以下、環境計画2050)」のCO₂排出削減目標を見直し、新たに2050年迄に事業活動を含む製品ライフサイクル全体(※)でカーボンニュートラルを目指す目標を設定したと発表した。
今回、ヤマハ発動機では、「環境計画2050」のグループが2050年までに目指す姿(ゴール)、2030年・2035年に到達すべき目標(ターゲット)を再設定し、3年毎の中期計画を策定した。この見直しにより、カーボンニュートラルを目指す取組みをさらに加速し、目標を達成することで、世界の人々に新たな感動と豊かな生活を提供し続けていきたいとしている。
※企業活動における自社の排出(スコープ 1.2.) +スコープ1.2.以外の排出(スコープ3.)。
ヤマハ発動機らしいカーボンニュートラル戦略
ヤマハ発動機では、これまでも原材料から製造・使用・廃棄に至るライフサイクルCO₂排出量が少なく、環境負荷の小さな小型モビリティを提案。今後は、2050年のカーボンニュートラル社会の実現に向け、二輪車などに加えてヤマハ発動機らしい新たなモビリティを提案するなど「新たな価値」を提供していく。
<基本方針>
移動に伴う1人当たりのCO₂排出量のさらなる低減を目指す。
・効率の良い動力源、よりCO₂排出量の少ない動力源への切り替え。
・CO₂排出量の少ない小型モビリティの活用推進。
■(ヤマハ発動機)統合報告書2021:https://global.yamaha-motor.com/jp/ir/integrated-report/integrated2021/