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2025年3月3日【MaaS】

ウィラー、万博仕様の「JAL×ガンダム レストランバス」を運行

坂上 賢治

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移動に係るマーケティング事業を担うWILLER ACROSS(ウィラーアクロス)は3月3日、JAL(日本航空)と連携し、2025年3月~10月に大阪・関西万博仕様の「JAL×ガンダム レストランバス」を運行する。

 

上記バスの運行は、2025年4月から開催される2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に合わせてセッティングされ、「JAL×GUNDAM FLY TO THE FUTURE PROJECT(JAL×ガンダム FLY TO THE FUTURE プロジェクト)」の一環として実施される。

 

当該レストランバスは、WILLERグループが独自開発した国内唯一のキッチン付き二階建てバス車両。WILLER ACROSSでは、車両のレンタルを通じて各地域の課題を解決するビジネスモデルを展開しており、全国各地の自治体やDMO、企業に向けたコンテンツソリューションを提供してきた。

 

より具体的には、「そこにしかない日本を食べよう」をコンセプトに2016年に日本で初めて新潟市で運行を開始した。その後も北海道から沖縄まで全国各地で運行している。バス内では、食や景色、文化など、その土地ならではの魅力を楽しむコースを提供すると共に、生産者をはじめとする地域の人々との交流や体験など、地域に点在する魅力をレストランバスが繋げることで、地域の新たな魅力を創出してきた。

 

 

そんなバス1階のキッチンでは、運行コースに関わる土地の郷土料理や名産品の調理・仕上げを行い、2階のの対面式テーブル上へ出来たての温かい食事が提供される。テーブルには、グラスやボトル類を固定するオリジナルのグラスホルダーを完備しているため、アルコールやソフトドリンク類の提供ができる設えとなっている。

 

設定コースを運行中の際は、オープンルーフの開放的な車内で食事を堪能しながら、各地の魅力的な景色を、いつもと違う地上から高さ約3mの目線から愉しむという趣向だ。更に天井が透明で開閉可能なオープンルーフになっており、暖かな天気の良い日にはオープントップで開放的な景色がを楽しめる。一方で天気が悪い日には透明の屋根を閉め、景色を楽しみながら快適に食事が愉しめる仕様となっている。

 

今回は、WILLER ACROSSとJALが大阪・管財万博と連携することで、先の通りでJALが「JALガンダムJET」を就航する一方で、WILLER ACROSSは大阪・関西万博仕様の「JAL×ガンダム レストランバス」を2025年3月~10月に運行する。

 

 

この「JAL×ガンダム レストランバス」を様々なルートで運行させていくことで、バスが通った地域毎に新たな人流や商流を創出。当該地域の地域活性化に繋げると共に、多様な地域を巡ることで大阪・関西万博を盛り上げていくという。

 

最後に車両の外観デザインは、バンダイナムコホールディングスが大阪・関西万博で出展する民間パビリオン「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」内の映像に登場する「RX-78F00/E ガンダム(EX-001 グラスフェザー装備)」のイメージを反映させる。更にこれに加えて大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」配してラッピングされたオリジナル特別車両となる。なお開催時期や内容などの詳細は「JAL×GUNDAM FLY TO THE FUTURE PROJECT」の専用サイト上で随時発表していく予定だ。

 

WILLER ACROSS会社概要
会社名(商号):WILLER ACROSS株式会社
代表者:宿谷勝士
所在地:東京都中央区京橋一丁目13番1号 WORK VILLA KYOBASHI6階
https://willer-across.co.jp/#company

 

日本航空会社概要
社名(商号):日本航空株式会社
名称英語表記:Japan Airlines Co., Ltd.
代表者:鳥取三津子
所在地:東京都品川区東品川二丁目4番11号 野村不動産天王洲ビル

https://www.jal.com/ja/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。