WHILLは4月3日、成田国際空港（NAA）が運営する成田空港第１・第２旅客ターミナルで、WHILL自動運転サービスが正式導入されると発表した。
WHILL社はNAAと連携し、2022年に各ターミナルの様々な場所でWHILLを使った自動運転サービスの実証実験を進めて来た。その結果、安定的なサービス運用が検証された事から今回の導入に至ったとしている。
提供サービスでは、空港の利用者自身のタッチパネル操作で自動運転パーソナルモビリティ（一人用の乗り物）を使い目的の搭乗口まで移動する事が可能となった。
WHILL社では、国際線の利用が多い成田空港を鑑み、アジアを中心に6言語（日本語、英語、中国語、韓国語、ベトナム語、タイ語）に対応できる機能を追加した。
動運転サービスの正式導入ついてWHILL社は「今後も、NAAと密に連携しながら成田空港をご利用頂くお客様に、誰でも楽しくスマートな新しい移動スタイルを提供するため、他エリアでのWHILL自動運転サービスの拡張を目指すと共に、WHILL社のミッションである〝すべての人の移動を楽しくスマートにする〟ことを目指し、国内外で積極的に事業を進めてまいります」と話している。
サービス導入概要
– 開始日：2023年4月3日（月）
– 導入場所：
第1旅客ターミナル：出国審査後エリア 第1サテライトを除く全域
第2旅客ターミナル：出国審査後エリア 連絡通路、サテライト
– 導入台数：各ターミナル2台ずつ、計4台
– ステーション場所（乗り場）
第1旅客ターミナル：南ウイング出国審査後出発コンコース
第2旅客ターミナル：本館2階連絡通路
– 運用時間：14:00〜19:00 ※年中無休
– サービス内容：保安検査場通過後のWHILLステーションから特定の搭乗口までを自動運転にて案内。降車後は、無人運転により元の場所まで返却。
– 利用対象：第1・第2旅客ターミナルより出国する利用者
※一部制限あり。
