TOYOTA GAZOO Racing(以下「TGR」)は7月19日、FIA世界耐久選手権(WEC)第3戦モンツァ6時間レースの決勝で、TGRのGR010 HYBRIDが開幕から3連勝を飾ったと発表した。
マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスのGR010 HYBRID 7号車は、今季初勝利。開幕からの2戦を制して今戦に臨んだセバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、ブレンドン・ハートレーのGR010 HYBRID 8号車は、テクニカルトラブルに見舞われ、総合33位でチェッカーを受けた。
この結果、TGRは首位につけるWECチーム選手権での、アルピーヌに対するリードを30ポイントへとさらに拡げることとなった。また、ドライバーズ選手権での、8号車と7号車の差は6ポイントに縮まった。
チームは本拠地のドイツ・ケルンに戻り、今回発生した技術的な問題を調査、8月21日(土)-22日(日)に来たるシーズン最大のイベントであるル・マン24時間レースへ向けての準備を進める。なお、ル・マンレースウィークは8月15日(日)の公式テストデーで幕を開ける。
■WEC 第3戦 モンツァ6時間 公式予選結果(総合順位)
■WEC 第3戦 モンツァ6時間 決勝結果(総合順位)