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2023年7月1日【人事】

ボルボカーズ、新グローバルマーケティング責任者を任命

坂上 賢治

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浙江吉利控股集団傘下のボルボ・カーズは、自らの本社拠点を置く北欧時間の6月30日、グレッチェン・セーグ・フレミング氏を7月3日付けでボルボ・カーズのグローバル・マーケティング・チームの責任者として任命する。

 

グレッチェン氏は、ニュージャージー州マーワーにある米国本社に席を置くことになる。また彼女はビョルン・アンウォール氏に直接報告し、グループ管理チーム (GMT) の一員となる予定だ。

 

そうした環境下でフレミング氏は、ボルボ・カーズの成長過程に大きく貢献し、ボルボ・カーズと消費者との感情的な繋がりを深める施策2於いて責任を負う。またオンライン・ビジネスと直接的な消費者関係を拡大するという施策に貢献するという面でも重要な役割を果たす。

 

そんなグレッチェン氏は今就任前に於いて、コネクテッド・フィットネス会社のHydrowの最高商業責任者を務めていた。それ以前は、ロレアルで8 年間いくつかの役員を務め、最近ではロレアルの米国マーケティング部門を率い、同ブランドのデジタル・イノベーションを加速させ、延べ30以上の製品ブランドで相次いで戦略的パートナーシップを構築した。

 

そんなグレッチェン氏について、ボルボ・カーズの最高コマーシャルオフィサー兼副CEOのビョルン・アンウォール氏は、「グレッチェン氏は、結果重視でデジタルファーストのビジネスリーダーであり、素晴らしい実績を持っています。

 

またグレッチェン氏はキャリアの初期に、ゼネラル・エレクトリックやウェブスタートアップなどの企業で、事業の成長と利益の向上を実現させた。彼女は受賞歴のあるマーケティング・リーダーであり、e コマース加速の専門家であり、ダイバーシティとインクルージョンの強力な提唱者です。

 

当社では、消費者直販ビジネスを開発してきた豊富な経験を活かして、マーケティングチームを率い、我々のブランドを成長させ、完全電動化に向けた取り組みのなかで多くのファンを獲得する上で重要な役割を果たすだろう。

 

グレッチェンは、販売するもの、販売方法、販売場所を変えるというボルボ・カーズにとって最もエキサイティングな時期に当社に加わる。この時期の成長速度は、当社の長期的な成長にとって極めて重要です。

 

当社は、2030 年までに完全電気自動車を導入し、ボルボ車にアクセスする新しい方法を導入し、シームレスなオンラインおよび実店舗での小売体験を展開し、世界中で増え続ける消費者基盤とより直接的な関係を構築することを計画しているからです」と述べている。

 

対してグレッチェン氏は、「ボルボ・カーズに入社できることに興奮しています!私の家族は長年このブランドの顧客であったので、世界中の新しい同僚達に巡り会えたことを心から楽しみにしています。

 

私たちは、1つのグローバル マーケティング チームとして、ボルボ・カーズの収益性を高め、更なる成功を収めて、エキサイティングな未来に向けて、会社を導いていくために協力していきます」と話している。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。