Carstay(カーステイ)は8月26日、バンシェルター実行委員会が、認定特定非営利活動法人カタリバへ2台のキャンピングカーを貸し出したと発表した。
この取り組みは、医療や災害対策機関をキャンピングカーなどで支援するプロジェクト「バンシェルター」によるもので、キャンピングカーの製造販売とレンタル事業を展開するRVトラストから手配したキャンピングカー2台を被災地に貸し出した。
また、日本郵政が現在、全国19か所の「かんぽの宿」の駐車場を車中泊スポット「くるまパーク」として運営し、カーステイに登録している関係から、今回「かんぽの宿熱海」から、駐車場の提供と、施設内の大浴場、トイレ、外部電源の無償提供の協力を得ている。
なお、バンシェルター実行委員会は、Carstayと、CarLife Japanが運営している。
2021年7月1日から続く豪雨により、土石流の被害を受けた静岡県熱海市をはじめ、全国各地で被害が報告された。カタリバの災害時子ども支援プロジェクトチームでは、土砂災害によって家屋が流され大きな被害が発生している熱海市内で現地調査を行い、7月22日より、被災した子どものための居場所「みんなの遊び場・カタリバパーク in 熱海」を開設・運営している。
さらに、現地で「中高生が自由に過ごせる場所が欲しい」という声を受け、夏休みで学校や学童に行けない中高生の居場所・学習支援「熱海 Youth Lounge」を開設。貸し出されたキャンピングカーは、スタッフの休憩・待機・仮眠場所として活用されるとしている。