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2023年12月21日【イベント】

うさぎ企画、焼津市で交流型モビリティ実験第2弾を実施

坂上 賢治

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モビリティや人材マッチングによる地域活性化事業に取り組むうさぎ企画(本社:静岡県駿東郡、代表社員:森田創)は、2024年1月6日(土)~3月24日(日)の79日間、静岡県焼津市にて交流型モビリティ実験「つなモビ」第2弾を実施することを(12月21日)明らかにした。

 

「つなモビ」の車両デザイン

 

「つなモビ」第2弾では、前回より大型化した6人乗りのグリーンスローモビリティを導入する。港町・焼津にちなんだ魚をイメージしたデザインを基調に、車両の眼の部分を日々変化させるなど、地域に親しまれる新しい交通手段を目指す。

 

運行期間中(1月6日~1月26日の21日間を焼津市事業として実施。1月27日~3月24日の58日間は経済産業省の事業として実施する)は、ゆるキャラである「つなモ君」率いるインスタグラムによる情報発信を強化し、「つなモビ」の認知拡大や利用促進を図る。

 

運行中の予約や決済は、焼津市の人口を超える15万人以上が登録している焼津市LINEの専用ボタンから直接行えるようにしている。LINEを使う理由は、市民の大半が登録している焼津市LINEがインターフェイスとなることで、市民の利用しやすさを大幅に向上させたいため。

 

焼津市LINE上の予約配車ボタン(案)

 

焼津市LINE登録のQRコード

 

30カ所の停留所

 

料金は乗り放題制となっており、大人が1日600円、小学生~高校生まで子供料金で1日300円。合計30か所の停留所では、市内外の利用者を対象とした40回近い交流イベントを企画・実施する。

 

また停留所となる施設や商品の説明を店主等から聞くことができる「3 minutes Project」を通じて、市内外の方に焼津の魅力を伝える取り組みも行う。実験初日の1月6日は、焼津市役所にて午前9時45分~10時まで、出発式セレモニーを行い、先着順で同日限り有効の無料試乗チケットを進呈される。

 

ちなみに前回実施の「つなモビ」第1弾では、2023年1月16日~2月28日の平日31日間で、登録数272、有料乗車数173(総ライド数520)と好評を博した。

 

実施した成果と改善点では、乗客の3分の2を占めた市外からの来訪者と地元民の交流促進や、停留所となった直売店等での経済効果が幅広く見られるなどの実績を得た一方で、車両の快適性やアプリの操作性といった課題を残した。

 

今回の「つなモビ」第2弾では、前回の課題を解決し、車両デザインやSNS、多くの交流イベントによって人材交流を活発化させ、焼津の魅力を伝えることで、関係人口として取り込むことを目指すとしている。

 

「つなモビ」第2弾の概要
実施場所:静岡県焼津市 (焼津駅南口の3キロ圏内)
実施期間:2024年1月6日(土)~3月24日(日)全79日間
※2024年1月6日(土)~1月26日(金)の21日間:焼津市の事業として実施
※2024年1月27日(土)~3月24日(日)の58日間:経済産業省の事業として実施
運行時間:10:00~17:00
実験主体:合同会社うさぎ企画
後援団体:焼津市観光協会、焼津商工会議所、しずおか焼津信用金庫
協力団体:【車両ラッピング】株式会社ジェイトリム・ジャパン
     【車両レンタル】株式会社モビリティワークス
     【車両デザインおよびインスタグラム展開】兼平あゆみ(massara design works.)
運行委託:株式会社アンビ・ア タクシー事業部

 

交流イベント一覧(予定)
https://prtimes.jp/a/?f=d100976-12-891b66dc812fa06ed5e31f64fe15927c.pdf

 

本実験のチラシ
https://prtimes.jp/a/?f=d100976-12-114d15fa58c36e80715a0da4062cd979.pdf

 

*参考情報:「つなモビ」第1弾の概要
場所: 静岡県焼津市 (主に駅前商店街~旧港・新港エリア)
期間: 2023年1月16日~2月28日(モビリティサービスの利用可能日は、平日のみ)
主催: 合同会社うさぎ企画、株式会社LANDMARK
予約システム: ビジネスマッチングアプリ「FLAG」を活用
成果: 登録数272、有料乗車数173 (総ライド数 520)、総施設来訪数601

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

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1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。