Uberジャパン、夏休みの淡路島で「Uberアプリ」利用のタクシー配車サービスの実証を開始
Uberジャパン(所在地:東京都渋谷区、アジア太平洋地域モビリティ事業統括本部長:アミット・ジェイン)は7月21日から兵庫県淡路県民局並びに、淡路島島内タクシー事業者と連携。当地・淡路島内全域で日本国内初の「ウーバー配車アプリ」の導入実証を行う。そこで上記3社は、同日この実証実施を記念して開始式典を開催した。( 坂上 賢治 )
ちなみに、この実証実験は数値目標を踏まえて2020年まで展開される「淡路島総合観光戦略」の一環として行われるもので、具体的には島内タクシーの配車をUberのアプリを活用して行い、淡路島に来島する観光客等に対して地域交通サービスの充実を訴求していくことを目指すもの。
この実証実験に参加するのは島内の9社のタクシー会社で都合40台となる。同配車サービス開始にあたって参加するドライバー達は約1ヶ月間の研修を受けたと云う。
日本国内でのサービスインについては、ウーバー自体が本来ライドシェア事業会社であるため、国内のタクシー事業社と衝突して日本で普及させることが叶わず、結果、日本独自の国情を踏まえスマートフォン向け配車アプリとしての普及を先行して進めていくことにした。なお同アプリは、世界600以上の都市で約50の言語で使われており、この多言語対応力の高さが同社アプリの最も大きな訴求力になるだろう。
実証開始にあたっての式典は、淡路夢舞台国際会議場で行われ、主催者である兵庫県淡路県民局長の吉村文章氏、兵庫県タクシー協会淡路部会長の池田昌宏氏、Uberアジア太平洋地域モビリティ事業統括本部長・アミット・ジェイン氏(Amit Jain ) が登壇して挨拶を行い、各々実証実験開始にあたっての抱負や希望を語った。
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