
Uber Eats Japan(以下、ウーバー・イーツ)は3月11日、同社のデリバリーサービスを、今月中に新たに10県22都市で開始すると発表した。
同社ではこれまで、全国47都道府県の都市部を中心にサービスを提供してきたが、今後はより広い地域で多くの人が利用できるよう、地方都市を中心にサービスエリアを拡大。今年中に、新たに100都市以上でのサービスを開始するとしている。
また、新たな取り組みとして、全国で展開する「持ち帰り」の選択肢を、4月に拡充すると共に、一部店舗での「持ち帰り」注文を店頭価格で利用できるようにする。
1.新たにデリバリーが開始される都市
■3月10日(月)
・岡山県:倉敷市(*)
・広島県:福山市(*)、三原市、尾道市
・山口県:岩国市、周南市、下松市
・愛媛県:今治市、新居浜市
・沖縄県:名護市、うるま市(*)
■3月17日(月)
・静岡県:富士宮市、掛川市、焼津市、藤枝市、島田市
・長崎県:諫早市
・大分県:大分市(*)
・熊本県:八代市
・鹿児島県:鹿児島市(*)、鹿屋市、霧島市
*倉敷市、福山市、うるま市、大分市、鹿児島市では、市内のサービス提供エリアを大幅に拡大。
2.「持ち帰り」の拡充について
・4月上旬から「持ち帰り」の選択肢を全国で拡充。2025年内に店頭価格による「持ち帰り」を提供する加盟店舗を、1万5,000店まで増加予定。
・現在は、配達の代わりに「持ち帰り」を選択することで配達手数料やサービス料が発生しない価格が提示されているが、4月以降は、一部店舗で「持ち帰り」の商品が店頭価格で注文可能となる。
・「持ち帰り」注文では、商品の受け取り時間がウーバー・イーツアプリに表示されるため、出来立ての料理を受け取れる。
・ウーバー・イーツアプリでは、現在地または希望する地点周辺で「持ち帰り」に対応する店舗を検索できる。
・デリバリー時同様、ウーバー・イーツに保存された支払い方法で自動的に決済されるため、店舗内での支払い作業が不要。
今回の発表に際して、同社代表の中川晋太郎氏は、以下のように述べている。
「これまで Uber Eats を提供できていなかった多くの都市で新たにサービスを開始でき、誠に嬉しく思います。仕事や家事、育児、介護などで忙しいとき、家族や友人と過ごす時間など、さまざまなシーンで便利なウーバー・イーツをご活用いただけますと幸いです。また、物価上昇が続く中、『お持ち帰り』の選択肢を拡充することで、全国の皆さまに少しでもお求めやすい価格でウーバー・イーツをご利用いただければと考えております。これまでフードデリバリーをあまり利用したことのないお客さまにも、ぜひウーバー・イーツの利便性を体験していただければ幸いです」。
ウーバー・イーツは、「Get Anything(なんでも手に入る)」プラットフォームの実現に向け、今後もサービスの更なる拡充に努めていくとしている。