Uber（ウーバー）は１０月２０日、今月19日に公示され、同31日に投開票が行われる衆議院議員選挙にあたり、 神奈川県内で稼働し、選挙権を持つUber Eats（ウーバー・イーツ）配達パートナーを対象に「選挙に行こうキャンペーン」を実施すると発表した。

キャンペーンでは、期日前投票または投票日に投票し、投票済証明書等を提出したウーバー・イーツの配達パートナー先着4,000名に、 ウーバープラットフォームで利用できる2,000円分のプロモーションコードを贈呈する。

日本では近年、国政選挙の投票率が低下。総務省のデータによると、1967年の衆院議員選挙で20代と30代でそれぞれ67％、78％あった投票率は、2017年の選挙ではそれぞれ34%、45%まで低下するなど、その傾向はとりわけ若い世代で顕著に現れていると云う。

ウーバーでは、選挙権は憲法の最も基本的な原理である国民主権に基礎を置くものであり、より多くの国民が行使することが望ましいとの想いから、今回、直近6カ月の間に神奈川県内でウーバー・イーツの配達をした選挙権を保有するパートナーを対象に、選挙で投票するとプロモーションコードが受け取れるキャンペーンを企画。

期日前投票または投票日の投票で係員から発行してもらえる「投票済証明書」の写真と必要情報を、応募フォームから送信した配達パートナー先着4,000名に、ウーバーのプラットフォームで利用できる2,000円分のプロモーションコードをプレゼントする。

またこれに伴い、選挙ドットコムと協力し、候補者情報や投票方法についても案内する。

なお、「選挙に行こうキャンペーン」は、特定の政党や候補者への投票を呼びかけるものではなく、応募者に対してウーバーから投票内容について尋ねるようなことは一切ない。また、その適法性については、総務省中央選挙管理委員会から確認を得ているとのこと。

ウーバーは、この機会に国民の選挙への関心を高め、投票率向上に貢献していきたいとしている。

■Uber Eats：https://www.ubereats.com/jp