電脳交通は12月20日、つばめタクシーが運営する「つばめ共同無線」の全加盟事業者がクラウド型タクシー配車システム「DS」を導入し、新しい配車システムによる運行を開始したことを明らかにした。
これにより、タクシー業務をより効率化することで、配車オペレーターやドライバーの業務負担を軽減し、移動サービスの向上を目指す。
今回、クラウド型タクシー配車システム「DS」の導入を決めたつばめ共同無線は、埼玉県県南中央交通圏(さいたま市エリア)で営業する最大規模の共同無線組合として、地域住民の生活の足として無くてはならない存在となっている。
つばめ共同無線には、つばめタクシー、浦和自動車、東浦和交通、ツルヤ交通、昭和交通の5社が加盟。つばめタクシーの配車室で加盟事業者の配車業務を行ってきた。そんな、つばめ共同無線が新たな配車システムを検討する中で主に以下の4ポイントに重きを置いた。
- ・配車システムの切り替え時に発生する導入コストを削減できる点
- ・空車時間を削減し、タクシーの配車効率を向上させる配車システムである点
- ・利用者の利便性向上につながるサービスと連携しやすいシステムであること
- ・様々なデータを集計し、今後の事業展開に活用できること
つばめ共同無線では今後、電脳交通の機能を活用し、新たな事業展開に取り組む予定という。
株式会社つばめタクシーの概要
本社:埼玉県さいたま市浦和区本太1丁目14番7号
設立:1954年1月4日
代表者:佐野 敏樹
資本金:1000万円
株式会社電脳交通の概要
所在地:徳島県徳島市寺島本町西1丁目5番 アミコ東館6階
設 立:2015年12月
代表者:近藤 洋祐
従業員:182名(2024年11月末時点)
資本金:1億円(2023年11月末時点)
主要株主:三菱商事、JPインベストメント、ENEOSイノベーションパートナーズ合同会社、JR東日本スタートアップ、JR西日本イノベーションズ、四国旅客鉄道、GO株式会社、第一交通産業グループ、エムケイ、沖東交通、三和交通、NTTドコモ・ベンチャーズ、阿波銀行、徳島大正銀行、いよぎんキャピタル、ブロードバンドタワー(敬称略、順不同)