10月15日14:00現在、トラストバンクが運営するふるさと納税の寄附金を被災自治体に届ける「ふるさとチョイス災害支援」において、令和元年台風19号で被災した以下20の地域の「災害時緊急寄附申込みフォーム」が開設されている。
<台風19号に関するふるさとチョイス災害支援開設地域>
福島県川俣町、埼玉県坂戸市、茨城県、山梨県大月市、長野県長和町、宮城県大崎市、茨城県水戸市(茨城県境町)、福島県相馬市(岡山県総社市)、埼玉県東松山市、岩手県普代村、長野県千曲市、茨城県大子町、長野県佐久穂町、栃木県小山市、長野県長野市(茨城県境町)、神奈川県山北町(茨城県境町)、長野県東御市、長野県上田市、長野県、千葉県市原市
■(ふるさとチョイス災害支援)令和元年台風19号:https://www.furusato-tax.jp/saigai/filter?category_id%5B%5D=1099&state_id=&prefecture_id=
トラストバンクは、「ふるさとチョイス災害支援」に関して、自治体から一切の収益を得ず、プラットフォームを無償提供。寄附金は全額、被災地の復旧・復興に使われる。また、寄附に対して原則自治体からの返礼は行われない。
「ふるさとチョイス 災害支援」は、2014年9月に開始されたふるさと納税を活用して、災害時に被災自治体の復旧・復興のための寄附金を募る仕組みで、全国1,788の自治体にプラットフォームを無償提供。自治体はサイトで被災状況や寄附金の活用事例の報告が行え、また、寄附者は被災地へ寄附金と一緒に応援メッセージを送ることができる。
平成28年熊本地震では約19億円、平成30年7月豪雨では約16億円、平成30年北海道胆振東部地震では約4億6千万円を集め、これまでの寄附総額は約58億円に上る(2019年10月1日時点)。
また熊本地震では、被災地とは別の自治体が寄附金受付業務を代行する「代理寄附」の仕組みを構築。「代理寄附」により、被災自治体は業務負担を軽減し、住民の安全確保などに人員を充てることが可能となった。
■(ふるさとチョイス災害支援)令和元年台風19号:https://www.furusato-tax.jp/saigai/filter?category_id%5B%5D=1099&state_id=&prefecture_id=