豊田通商は、同社子会社でフランス系大手商社のCFAOと共同で、アフリカで活動するモビリティ関連スタートアップ企業への出資・融資に特化した投資会社「モビリティ54(Mobility 54/仮称)を設立する。
アフリカでは、急速な人口の増加や都市化に伴い多様な移動ニーズが高まる一方、交通インフラの未整備や移動サービス事業の未発達など、アフリカ独自のモビリティ社会の課題に直面していると云う。
モビリティ54は、アフリカで革新的なモビリティサービスや先進技術を展開するスタートアップ企業へ投資を行い、事業の拡大とサービス拡充を支援。
また、豊田通商グループが有するアフリカ全土の自動車事業ネットワークを生かし、シナジーを創出することで、企業の価値創造を支援するバリューアップ型の投資を目指すとともに、豊田通商グループのアフリカモビリティ事業の拡大・充実を目指す。
豊田通商では、「アフリカ戦略」と「ネクストモビリティ戦略」を重点分野として推進。モビリティ54を通じて、アフリカにおけるMaaS・CASE事業の取り組みを加速し、モビリティ社会の課題解決に寄与していくとしている。
[新会社概要]
– 会社名:Mobility 54 S.A.S. (仮称)
– 所在地:フランス・セーブル市
– 代表者:代表取締役社長 渡邊 剛
– 資本金:1,000千ユーロ(設立時)
– 設立:2019年9月(予定)
– 事業内容:
アフリカ向けスタートアップ企業などへの出資・融資
豊田通商・CFAOグループ事業とのシナジー創出
■(豊田通商)アフリカと共に成長する豊田通商の歩みと展望:https://www.toyota-tsusho.com/about/project/19/