豊田通商は10月1日、連結子会社でITインフラの受託開発などを行うISAO(イサオ)の全保有株式を、日本国内の第三者に譲渡した。
なお、今回の株式譲渡の相手先の概要および譲渡価格については、株式譲渡の相手先の要請により、開示されていない。
1.株式譲渡の理由
豊田通商グループは、事業領域の柱の一つであるMobility分野において、100年に一度の大変革期ともいわれる自動車産業の市場環境の変化をチャンスと捉えて対応するため、ネクストモビリティ戦略を推進、エレクトロニクス分野においてもモビリティ領域での事業に注力している。
一方ISAOは、主にモビリティ以外の領域で、クラウドMSPや受託開発(SI)などの事業において自社サービスに特化したビジネスを展開し独自の成長を図っている。
今回、ISAOが独自の強みを軸に今後も成長できる環境を考慮した結果、最適なパートナーとなる第三者への全株式の譲渡を決定した。
2.株式を譲渡する連結子会社の概要
– 商号:ISAO
– 本社所在地:東京都台東区浅草橋5-20-8 CSタワー7階
– 代表者の役職・氏名:代表取締役 中村 圭志
– 事業内容:ITインフラ、受託開発及び自社ITサービス
– 資本金:150百万円
– 設立年月日:2010年2月3日(創業1999年10月1日)
– 決算期:3月
– 株主:豊田通商100%
– 経営成績(売上):3,166,513千円(2019年3月期)
– 経営成績(純資産):1,096,721千円(2019年3月期)
3.株式譲渡の相手先の概要および譲渡価格
株式譲渡の相手先からの要請により、非開示。
■ISAO:https://www.isao.co.jp/