豊田通商は、次世代モビリティ向け車載制御システムの開発強化を目的に、スマートホールディングスと資本・業務提携した。
また今回、豊田通商からの出資と同時に、トヨタシステムズならびに電通国際情報サービスも、スマートホールディングスへの出資を行った。
豊田通商は、エレクトロニクス事業の中核子会社であるネクスティ エレクトロニクスを通じて、従来の半導体・電子部品販売に加え、2004年に車載ソフトウエア開発に本格参入。
日本のみならず海外を含む各拠点での車載向け半導体販売や車載ソフトウエア開発を通じて、自動車関連メーカーを中心とした幅広い顧客ネットワークを構築している。
スマートホールディングスは、同社子会社であるスマートインプリメントにて、自動車開発の中でも特に重要な車載制御システム開発において高度な技術開発機能を有している。
豊田通商は、今回の資本・業務提携により、同社グループが培ってきた車載半導体および車載ソフトウエア事業と、スマートホールディングスの持つ最先端の技術を組み合わせ、車載システム開発の制御設計から適合評価までのトータルエンジニアリング機能を拡充・強化。次世代モビリティ開発への貢献を目指すとしている。
[会社概要]
– 社名:スマートホールディングス株式会社
– 代表者:代表取締役 佐藤 康一郎
– 設立:2010年12月
– 所在地:東京都港区六本木6-6-2
– 事業概要:スマートグループの統括会社
– 連結従業員数:484人(2018年12月末現在)
– 資本金:8億2,175万円
■スマートインプリメント:https://www.smart-implement.co.jp/