なお取締役会では来る7月1日から、相談役と顧問を従来の約60人体制から9人に削減することも決めた。これは東京証券取引所が今年から上場企業を対象に、相談役の情報開示を促していることを踏まえて総人員の大幅削減で経営の透明化を求めてのこと。
これにより副社長以上の役員が退任した場合、貢献者に報いるため相談役に4年間、専務以下の役員は1~2年間程度、顧問に就く慣例を廃した。結果、奥田碩相談役(85)や渡辺捷昭顧問(76)は退任。豊田章男社長の実父の豊田章一郎名誉会長(93)、張富士夫相談役(81)、池渕浩介相談役(81)は在任となっている。( MOTOR CARSより転載 )