トヨタ自動車は5月10日、2023年5月15日付の組織改正と幹部職の担当変更を、以下の通り発表した。
1.組織改正(2023年5月15日付)
・世界をリードする「クルマ屋ならではの次世代BEV」の開発と事業を加速させる為、専任組織として、BEVファクトリーを新設する。
・クルマ屋としてこれまでTNGAで培ってきたハードの強みに、新しいパートナーとの協業を加速させる事で、全く新しい世界観を創るBEVにチャレンジしていく。
◆BEVファクトリー(新設)
・ワンリーダーの下、「開発・生産・事業」全てのプロセスを一気通貫で行うことで、スピーディーな意思決定と実行を実現。
・海外、ウーブン・バイ・トヨタ、仕入先と一体となる横断的な組織体制によって、アジャイルな開発を加速。
– 海外(北米・中国・欧州等)BEV普及地域のユーザーニーズと市場動向の取り込み。
– ウーブン・バイ・トヨタ知能化の最新技術を捉えた開発。
– 仕入先:新技術・新工法を用いた新たなモノづくり。
◆トヨタZEVファクトリーを廃止し、車両カンパニーへ移管
・(廃止) ← トヨタZEVファクトリー
2.幹部職(統括部長以上)人事(2023年5月15日付)
・上記組織変更に伴う幹部職(統括部長以上)の担当変更。
<氏名、新担当、現担当>
– 加藤 武郎、BEVファクトリー(President)、クルマ開発センター(センター長)
– 石島 崇弘、クルマ開発センター(センター長)、トヨタZEVファクトリー(本部長)