豊田自動織機は、グループ内の情報システム開発に関わる機能を見直し、併せて、情報システムの企画・開発・運用を行う100%子会社「豊田ハイシステム」を「豊田自動織機ITソリューションズ」に社名変更した。
豊田自動織機の情報システム部門とITソリューションズは、豊田自動織機グループにおける業務システムの企画から運用までを共同で推進してきたが、今後、ITソリューションズが一貫して推進する体制に順次変更。豊田自動織機の情報システム部門は、AI・IoT等を活用した新たな分野での取り組みを強化していく。
情報技術の急速な進歩により、様々な分野でその導入が進む中、豊田自動織機では、工場IoTの一環として、データ活用基盤の整備とそれを活用した品質・生産性向上の取り組みを実施。今回の再編により、ものづくり革新やデジタル技術活用の更なる拡大に向けて、IT戦略を立案し、新分野への挑戦を加速させていくとしている。
一方、ITソリューションズは、豊田自動織機グループであることを明確化し、その担当範囲を拡大するとともに、優秀な人材の確保とIT戦略を迅速かつ強力に推進することで、会社としてのさらなる成長を目指すとしている。