豊田市は7月8日、トヨタ自動車と市内自動車販売店8社の協力のもと、「外部給電機能付電動車を避難所に最適配車するアプリの活用実証」を行うと発表した。
この取組は、電動車の外部給電機能を「ふやす」「つなぐ」「つかえる」仕組みづくりを通じて、災害時の電源を確保するとともに、コロナ禍における「密を避ける避難所運営」や「在宅避難の選択」を推進する『SAKURAプロジェクト』によるもの。
今回の実証では、災害時に停電した避難所と、避難所への給電活動が可能な車両をマッチング(最適配車)するアプリを活用し、避難所における電動車の配車手順やアプリの操作性などを確認しながら、実用化に向けた有効性の検証と課題の抽出を行う。
■実施日時・場所
令和3年7月21日(水曜日)
・午後1時~1時15分
内容:実証の概要説明、アプリの活用デモ
会場:益富交流館(志賀町稔台30)
・午後1時30分~2時15分
内容:アプリにより配車された車両の到着、給電デモ
会場:豊田市立益富中学校(志賀町浜居場625)
■実証概要
・アプリを活用し、避難所(益富中学校)からの配車要請により、複数の車両保有拠点 (公共施設、自動車販売店)から、複数の電動車を避難所に配車
・配車された複数の電動車が避難所に到着後、家電・携帯電話充電器等に直接給電