トヨタ自動車は4月27日、イオンの物流機能子会社であるイオングローバルSCMと、物流領域において協業し、新たな取り組みの検討を進めていくことで合意したと発表した。
両社は、イオングローバルSCMが培った小売業の物流ノウハウと、トヨタのTPS(Toyota Production System トヨタ生産方式)ノウハウやコネクティッド・電動化技術を組み合わせることで、物流業界が抱える人手不足、カーボンニュートラルといった共通課題を解決すると共に、サプライチェーン全体を効率化する仕組みや、コネクティッドシステムを構築。物流の未来を創造することに取り組んでいくとしている。
また、この取り組みを、トヨタがいすゞ自動車、日野自動車と公表したCASE対応を加速させるプロジェクト(Commercial Japan Partnership)としても位置付け、共に豊かな社会づくりに向けた協業を進め、今後、その内容を深めると共に、新たなパートナーとの連携についてもオープンに検討する。
■イオングローバルSCM:https://aeonglobalscm.co.jp/