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2020年2月6日【経済・社会】

トヨタ、スバル株20%超保有でその他の関係会社に

NEXT MOBILITY編集部

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トヨタとスバル・ロゴ

スバル(SUBARU)の主要筆頭株主であるトヨタ自動車は、昨年9月27日にスバルと合意した業務資本提携に基づき、2月6日にスバルの株式を取得し、議決権の20%超を保有。これによりトヨタは、同日付でスバルのその他の関係会社に該当することとなった。

 

スバルは、同日、トヨタからの連絡を受け、トヨタがスバルのその他の関係会社となったことを確認。これを受けて、「今回の異動は、トヨタとの関係をより強固に、持続的な成長と中長期的な企業価値向上に資するものである」との見解を示した。

 

 

[その他の関係会社に異動する株主の概要]

 

– 名称:トヨタ自動車株式会社
– 所在地:愛知県豊田市トヨタ町1番地
– 代表者の役職・氏名:代表取締役社長 豊田 章男
– 事業内容:自動車事業、金融事業等
– 資本金:635,401百万円(2019年3月31日時点)
– 設立年月日:1937年8月28日
– 連結純資産:20,565,210 百万円(2019 年3月31日時点)
– 連結総資産:51,936,949 百万円(2019 年3月31日時点)
– 大株主及び持株比率(2019年9月30日時点):

・日本トラスティ・サービス信託銀行(株) 13.28%
・(株)豊田自動織機 8.41%
・日本マスタートラスト信託銀行(株) 6.69%
・日本生命保険(相) 3.92%
・ジェーピー モルガン チェース バンク(常任代理人(株)みずほ銀行決済営業部) 3.73%
・(株)デンソー 3.17%
・ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー(常任代理人(株)みずほ銀行決済営業部)2.88%
・資産管理サービス信託銀行(株) 2.02%
・三井住友海上火災保険(株) 2.00%
・東京海上日動火災保険(株) 1.80%

– 上場会社と当該株主の関係:

・資本関係:トヨタは当社の議決権を20.0%保有。
・人的関係:役員等の兼任はなし。
・取引関係:

2005年に業務提携に合意して以来、スバルによるトヨタ車両受託生産や、トヨタからの車両供給、ならびにFRスポーツカー「TOYOTA86」/「SUBARU BRZ」の共同開発などの協業に取り組んでいる。また、2019年6月にはスバルのAWD(全輪駆動)技術とトヨタの電動化技術を活用した、EV専用プラットフォームおよびEV車両の共同開発に合意したことを公表。

 

 

[異動前後における当該株主の所有する議決権の数及び議決権所有割合属性]

 

注1.「議決権所有割合」は、2019年9月30日現在の発行済株式総数769,175,873株から同日現在の議決権を有しない株式数2,670,573株を控除した株式数766,505,300株に係る総株主の議決権の数7,665,053個に基づき算出。

注2.「議決権所有割合」は、小数点以下第二位を四捨五入して表示。

 

 

[開示対象となる非上場の親会社等の変更の有無等]

 

該当事項なし。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。