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2025年2月4日【イベント】

トヨタ博物館、「クラウン70周年記念展」を3月に開催

坂上 賢治

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トヨタ自動車の文化施設「トヨタ博物館(愛知県長久手市)」は、2025年3月1日(土)から8月3日(日)まで「クラウン70周年記念展~なぜ70年生き続けているのか~」を開催する。

 

クラウンは、豊田 喜一郎の「大衆乗用車をつくり、日本の暮らしを豊かにしたい」という想いが原点となったクルマだ。それが今年で70年。クラウンは国産最長寿の乗用車として16代に亘り引き継がれてきた。今企画展では、1955年の販売開始から現在までを創業期・成熟期・変革期に分け、全16代を紹介していく。

 

トヨタ博物館では、「これまで決して平坦な道のりではありませんでした。なぜ70年生き続けているのか…時代によって変わっていく日本の暮らしに合わせてクラウンらしさを追い求め、継承と革新を繰り返したクラウンの開発の歴史を知って頂ければと思います」と話している。

 

 

企画概要は以下の通り

 

1.「クラウン70周年記念展~なぜ70年生き続けているのか~」
( 公式Webページのイベント案内: https://toyota-automobile-museum.jp/
<1>期間:2025年3月1日(土)~8月3日(日)
<2>場所:トヨタ博物館 文化館2階 企画展示室/1階エントランス
<3>構成:70年の歴史を創業期・成熟期・変革期に分け、全16代の車両で紹介

 

2.展示車両(ゾーン別)
<1>創業期(初代~4代目)
初代 :トヨペット クラウン RS-L型(1958年)
2代目:トヨペット クラウン RS41型(1963年)
3代目:トヨペット クラウン ハードトップ MS51型(1968年)
4代目:トヨタ クラウン MS60型(1972年)

 

<2>成熟期(5代目~8代目)
5代目:トヨタ クラウン セダン MS85型(1975年)
6代目:トヨタ クラウン セダン MS112型(1980年)
7代目:トヨタ クラウン ハードトップ MS125型(1986年)
8代目:トヨタ クラウン ハードトップ MS137型(1988年)

 

<3>変革期(9代目~)
9代目 :トヨタ クラウン ハードトップ JZS143型(1992年)
10代目:トヨタ クラウン ハードトップ JZS155型(1995年)
11代目:トヨタ クラウン JZS175型(1999年)
12代目:トヨタ クラウン GRS182型(2004年)
13代目:トヨタ クラウン GRS200型(2012年)
14代目:トヨタ クラウン AWS210型(2013年)
15代目:トヨタ クラウン ARS220 型(2018年)
16代目:トヨタ クラウン クロスオーバー/セダン/スポーツ/エステート
    4車型を展示予定(展示車両は変更になる場合がある)

 

【初代】トヨペット クラウン RS-L型(1958年)

【5代目】クラウン セダン MS85型(1975年)

【9代目】トヨタ クラウン ハードトップ JZS143型(1992年)

 

 

3.特別展示
期間:2025年3月1日(土)~8月3日(日)
車両:トヨペット マスター RR型(1955年)、
   トヨペット クラウン RSD型【豪州ラリー仕様】(1956年)など
場所:クルマ館1階 エントランス
※期間中、展示車両は入れ替えを実施いたします。最新情報はホームページに掲載予定。

 

 

4.その他イベント
<1>「走行披露会」
日時:<1>2025年2月11日(火・祝)11:00-11:30/14:00-14:30
   <2>2025年3月20日(木・祝)11:00-11:30/14:00-14:30
場所:P1駐車場
車両:日時(1)3台
   トヨタ 2000GT ロードスター(1967年)
   日産スカイライン 2000GT-R(1970年)
   レクサス LFA(2010年)
   日時(2)3台
   シボレー コルベット スティングレイ(1963年)
   トヨタ 2000GT ロードスター(1967年)
   レクサス LFA(2010年)
   ※雨天中止、予告なく車両が変更になる場合がある。

 

 

<2>「青空クルマ図書室~晴れた日は外で読書はいかが~」
日時:2025年4月5日(土)10:00~16:00
場所:芝生広場(クルマ館東側)
内容:ドライブに出かけたくなる本や、乗り物絵本などを準備し、
   屋外での読書を楽しんでいただくとともに絵本の読み聞かせも行う。
   ※雨天中止(但し絵本の読み聞かせは図書室で実施)

 

 

<3>「第35回 トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル」
日時 :2025年4月20日(日) 8:30~16:00
場所 :愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)
内容 :一般参加車両約120台の公道パレードやトヨタ博物館所蔵車両の走行披露、国内自動車メーカーの車両展示など様々な企画を実施する。詳細は後日ホームページに掲載予定。
その他:愛知万博20周年記念事業「愛・地球博20祭」と時期を合わせて開催

 

 

5.小学生無料期間
期間:2025年3月15日(土)~4月6日(日)/7月19日(土)~8月31日(日)

 

 

トヨタ博物館のご案内
所在地:〒480-1118 愛知県長久手市横道41-100
    ・地下鉄東山線「藤が丘」駅よりリニモに乗り換え「芸大通」駅下車、徒歩5分
    ・名古屋瀬戸道路「長久手IC」より西へ0.4km(グリーンロード沿い)
開館時間:9:30~17:00(入館受付は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
    ※会期中、3/31(月)、5/5(月)、5/6(火)、7/21(月)、7/28(月)は開館。
    5/7(水)は休館
入場料:大人1,200円、シルバー(65歳以上)700円、中高生600円、小学生400円
    ※消費税込み/団体割引あり
    ※3/15(土)~4/6(日)および7/19(土)~8/31(日)は小学生無料
TEL:0561-63-5151
FAX:0561-63-5159
詳細はトヨタ博物館公式Webサイトを閲覧されたい。
https://toyota-automobile-museum.jp/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

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1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。