NEXT MOBILITY

MENU

2024年8月8日【イベント】

トヨタ博物館、「日本のクルマとわたしの100年」開催

坂上 賢治

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

トヨタ博物館は、2024年9月7日~2025年1月13日までの期間に於いて、企画展「日本のクルマとわたしの100年」を開催する。

 

今企画展では、「日本に於けるクルマと女性のかかわり」という観点から自動車史を5つのゾーン・車両9台で紹介する。

 

1910年代には、日本で最初に免許を取得した女性、1950年代からはモータースポーツに参戦していた女性が存在した。また時代の流れと共に女性ドライバーの増加を見越して、特別仕様車が登場した。

 

 

現在では、クルマづくりの現場に於いて性別に関わらず多様な人材が活躍している。これらに関連した車両は、トヨタ博物館収蔵車の他に、国内自動車メーカー・自動車博物館の協力により展示される。

 

トヨタ博物館では、「モビリティのあり方が大きく変化しようとしている今、愛される“クルマ”をつくり続けるためには、多様な人々の深く広い知恵を集め、熱意をもって取り組まなければなりません。

 

本企画展では多様性のひとつとして、これまで見過ごされがちだったクルマと女性のかかわりを取り上げることで、新たな発見の機会をご提供します。来場者の皆さまにダイバーシティを尊重したすべての人とクルマのより豊かな関係を考えていただけることを願っています」と話している。

 

 

会期 2024年9月7日(土)~2025年1月13日(月・祝)
場所 トヨタ博物館 文化館2階 企画展示室

 

展示車両(テーマ別・年代順)

– 各ゾーンと展示される車両名

 

1 女性ドライバーの誕生

 

2 女性ドライバーの広がり

 

ダットサン 16型 セダン (1937年)

 

3 モータースポーツに挑む女性たち

 

いすゞ ヒルマンミンクス (1960年)

 

ダットサン フェアレディ 1200 (1961年)

 

 

4 女性をターゲットとしたクルマの一般化

 

ダットサン ブルーバード 1200 ファンシーデラックス(1963年)

 

ダイハツ ミラ (1982~85年)

 

スズキ アルト 麻美スペシャル (1985年)

 

トヨタ WiLL Vi (2000年)

 

 

5 女性エンジニアの活躍、そしてさらなる多様性の時代へ

 

マツダ デミオ (2014年)

※マツダ デミオは10月2日(水)~8日(火)の期間は展示されない。

 

レクサス UX250h (2021年)

 

 

<展示車両協力>

スズキ株式会社、ダイハツ工業株式会社、日産自動車株式会社、日本自動車博物館、マツダ株式会社(50音順/以下車両名)
ダットサン ブルーバード 1200 ファンシーデラックス(1963年)、ダイハツ ミラ (1982~85年)、スズキ アルト 麻美スペシャル (1985年)、トヨタ WiLL Vi(2000年)、マツダ デミオ(2014年)

 

「わたしとクルマ」コーナーへの掲示写真募集(女性歓迎)
開催期間中、企画展内に設ける「わたしとクルマ」のコーナーに掲示する写真を募集する。

募集期間:  2024年9月7日(土)~12月1日(日)
※展示スペースを超える数の応募があった場合には、期間前に終了する場合あり。
募集写真: L版サイズ以下に出力した写真
応募要件: クルマと一緒にご自分が映っている写真で、 企画展示室での展示およびSNS等への掲載をご了解いただける方

 

特典: 写真の持ち込み対象者本人1名様に限り入場料半額
※他の割引との併用不可

 

受付場所: クルマ館1階受付にて写真を提出
※会期後の写真の返却は行わないとしている。

CLOSE

坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。