トヨタ自動車は、5月9日開催の取締役会で、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式取得に係る事項を決議したことを発表した。
なお同社は、平成29年11月14日~平成30年3月30日にかけて、自己株式の市場買付を実施。総数33,372,900株、総額249,984,504,300円の株式を取得している。
5月9日開催の取締役会決定の発表内容は、以下の通り。
1. 自己株式の取得を行う理由
株主還元および資本効率の向上と経営環境に応じた機動的な資本政策を遂行するため。
2. 取得に係る事項の内容
(1) 取得対象株式の種類:同社普通株式
(2) 取得しうる株式の総数:55百万株(上限) (発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合1.85%) *なお、発行済株式総数は、普通株式以外の種類株式を含む。以下同じ。
(3) 株式の取得価額の総額:3,000億円(上限)
(4) 取得方法:信託方式による市場買付
(5) 取得期間:平成30年5月16日~平成30年9月28日
[参考]
トヨタ自動車の平成30年3月31日現在における自己株式の保有数
・発行済株式総数(自己株式を除く):2,957,023,992株
・自己株式数:353,073,500株