11月2日、スパークス・グループを筆頭にトヨタ自動車、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行の5社は、新たなファンドの設立に向けた覚書に調印したと発表した。
新たに立ち上げられた同ファンドは、国内のモノづくり企業を投資対象として、優れた技術・人財を有する企業を、TPS(トヨタ生産方式)や経営戦略の策定等により支援し、企業の持続的な成長を通じて、日本のモノづくりの発展に寄与することを主たる目的としているという。
これは国際社会が取り組んでいるSDGsの目標(「働きがいも経済成長も(Decent Work and Economic Growth)」、「産業と技術革新の基盤をつくろう(Industry, Innovation and Infrastructure)」等)にも合致するものだとし、今日の新型コロナウィルスの影響が長期化する厳しい環境下で日本のモノづくりの競争力向上を通じて、国際社会に貢献することを目指しているという。
なお、今後5社で、出資規模・その他の出資者・投資対象などの詳細な検討を進め、12月初旬のファンド設立を目指す予定となっている。なお以下は、スパークス・グループによる公式の企業紹介動画となる。動画では同社立ち上げの経緯が綴られている