豊田合成は6月7日、三重県いなべ市と共同で、小学生向けの「燃料電池教室」を開催したことを発表した。
この教室は、いなべ市がSDGs未来都市として市内の企業と連携してスタートさせたワークショップの一環で行ったもの。豊田合成がいなべ工場で燃料電池自動車(FCV)の高圧水素タンクを生産していることから、市民の皆様に今後の水素エネルギー活用への理解を深めてもらう機会として企画した。
当日は、小学3年生から6年生計30名が参加し、アムラックストヨタMEGA WEBの協力のもと、MIRAIを模したラジコンカーを使って水素を燃料にして走るFCVの仕組みなどを学んだ。
また、新型MIRAIと高圧水素タンクの展示や、廃棄物の低減活動として当社のエアバッグ生地やハンドル本革の端材を加工・商品化したトートバッグやペンケース(Re-S(リーズ)商品)などの販売も行った。
「燃料電池教室」概要
日 時:2021年6月6日(日) 10:00~16:00
場 所:にぎわいの森 シビックコア内(三重県いなべ市北勢町阿下喜31)
参加者:市内で応募のあった小学3年生から6年生 計30名
内 容:水素生成の実験(水を電気分解)水素・酸素の化学反応実験(発生した電気でのモーター駆動) など