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2021年1月22日【事業資源】

東芝株、東証・名証の一部指定銘柄に1/29復帰

NEXT MOBILITY編集部

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東芝・HP

 

 

東芝は1月22日、東京証券取引所および名古屋証券取引所(以下、両取引所)に申請(昨年4月3日)していた、同社株式取引市場の市場第二部から第一部銘柄への指定替えが、同日、両取引所から承認され、1月29日を以て、第一部銘柄に復帰すると発表した。

 

東芝株の取引市場は、米国の原子力発電所事業の損失等で、同3月末に債務超過となり一部上場基準に抵触。2017年8月1日、両取引所で第一部から第二部に降格されていた。

東芝・ロゴ

東芝は今後も、「東芝Nextプラン(2018年11月8日付ニュースリリース/※)」の着実な実行を通じ、財務体質、事業体質の安定化と強化、内部管理体制および、ガバナンスを強化、事業の持続的な成長と企業価値の向上に努めていくとしている。

 

具体的には、ガバナンス面において取締役体制を強化し、グループガバナンス強化に向けた施策を展開。またコンプライアンスに関しては、全役職員に対する経営トップからの継続的なメッセージの発信、事業・役職に応じた実効的な研修、法令違反等への厳格な処分等の実施を通じ、グループにおけるコンプライアンス意識の向上・定着を推進。

 

そして最前線の事業部門をファーストライン、管理部門をセカンドライン、監査部門をサードラインとする三つのディフェンスラインを設け、各々の役割と職務を明確にした上で、牽制機能を働かせながら、各々の職責を適切に果たすことで、有効なリスク管理の実現を図る。

 

また、コンプライアンスに関する知見を有する外部の有識者から社外視点で評価を受けるべく、コンプライアンス有識者会議を設置。その提言も踏まえて、グループ一丸となってコンプライアンス意識の再徹底および、より一層の体制強化に努めていくとしている。

 

東芝はまた、コンプライアンス、内部管理体制の強化には、終わりのない持続的な取組みと役職員が高いコンプライアンス意識を持ち続けることが必要と認識し、これら取組みについて、統合報告書での定期的な報告等を行い、株主・投資家を始めとするステークホルダーからの信頼に応えていきたいとしている。

 

 

なお、両取引所における市場第一部銘柄指定に関する詳細は、日本取引所グループホームページ<https://www.jpx.co.jp/>および名古屋証券取引所ホームページ<http://www.nse.or.jp/>で確認できる。

 

 

■(東芝)全社変革計画「東芝Nextプラン」:https://www.toshiba.co.jp/about/nextplan/index_j.htm

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。