東急電鉄ならびに阪急電鉄は1月11日、東京工業大学と協働して、列車内の混雑状況の可視化に関する実証実験を実施すると発表した。
実証実験は、東京工業大学環境・社会理工学院の辻本研究室が開発した「列車内の混雑度解析技術」(特許出願中)の精度を検証するもので、列車内の混雑情報を可視化して乗車前の乗客にリアルタイムで提供することにより、混雑度が低い車両への乗車を促し、できるだけ混雑を避けたいという乗客のニーズに応えることを目指す。
■東急電鉄
(1)実施期間
2022年1月17日(月)~2022年2月28日(月)
(2)設置駅
田園都市線駒沢大学駅(東京都世田谷区) 上り(渋谷方面)ホーム
(3)設置台数
「混雑解析装置」「高速度カメラ」各1台
■阪急電鉄
(1)実施期間
2022年1月12日(水)~2022年3月31日(木)
(2)機器設置駅
神戸本線・中津駅(大阪市北区) 下り(神戸三宮方面行き)ホーム
神戸本線・十三駅(大阪市淀川区) 下り(神戸三宮方面行き)ホーム
(3)設置機器と台数
「混雑解析装置」中津駅と十三駅に各1台
「高速度カメラ」中津駅に1台
「混雑度表示サイネージ」十三駅に2台