東京都では、環境に優しい「ゼロエミッション・ビークル(ZEV)」を広く知って貰うべく、昨年来より「TOKYO ZEV ACTION」キャンペーンを展開しているが、その取り組みの一環として1月18日、東京都庁に於いて、来たる3月30日開幕のフォーミュラE東京大会をPRするオープニングイベントが開かれた。
イベント会場となった東京都庁第一本庁舎1階全国観光PRコーナー横では、実際の大会コースを体感できるようビッグサイトを周回する運転シミュレーターを設置。併せてパネル展示などで大会の迫力と魅力を訴求した。併せてフォーミュラEオペレーションズ(Formula E Operations Ltd.)のジェフ・ドッズCEOからも最新情報の告知が伝えられた。
ちなみに3月開催のFIAフォーミュラE世界選手権「Tokyo E-Prix」は、江東区有明の東京ビッグサイト周辺道路が決戦の舞台。18コーナーからなる1周2.582kmのコースで世界のトップレーサー達のバトルが繰り広げられる。
そんな都内に於ける日本初の本格的な国際格式レースの開催が迫るなか、ジェフ・ドッズCEOは、観戦チケットの先行販売予約がイープラスから1月18日~25日の期間限定で受付されることを明らかにした。なお一般のチケット販売は、先行販売予約後の2月1日から開始される。
またジェフ・ドッズCEOは、「2か月後には、東京の公道で初めてのフォーミュラレースが開催されます。そんなフォーミュラE選手権は、今年で丁度10シーズン目の節目を迎えるのですが、我々には、1年目の緒戦に臨んだ時から2つの大きな目標がありました。
その1つは東京を筆頭に世界の主要都市で国際レースを実行すること。2つ目はフォーミュラEを通して地球規模の環境問題について各都市の皆様に興味を持って頂くことでした。
そしていよいよ東京大会の開催が2ヶ月後に迫るなか、ひとつ目の目標についてはようやく成果を残せたと思っておりますが、2つ目の目標については、今後、小池知事と本格的なZEV活動を共に取り組めることを、心から頼もしく思っています。
また東京大会の開催を目前に、この地の皆様からの様々なレース開催のための多大な協力に心から感謝しています。
さて、いよいよ3月には22名のドライバーによるレースを東京の公道でお楽しみ頂ける機会がやってきます。更に本日からチケットの先行予約受付も始まります。東京の皆様には、レース観戦を通してEVの潜在能力を是非共ご体験頂けたらと願っています」とのメッセージを発信した。
先のドッズCEOが語った通り、今年でシーズン10を迎えるFIAフォーミュラE世界選手権は、1月13日にメキシコシティで緒戦が開幕。以降、世界各国にて16のレースイベントが行なわれる。
Tokyo E-Prixは、江東区有明の東京ビッグサイト周辺道路を舞台に18のコーナーからなる1周2.582kmのコースで繰り広げられるが、東京の公道で本格的な国際格式のフォーミュラレースが開催されるのは史上初のことになる。
なおこれに併せて東京都庁で行われているPRイベントは、東京都庁第一本庁舎1階全国観光PRコーナー横で、1月18日(木曜日)から1月24日(水曜日)まで開かれている。体験時間は、10時00分~18時00分。※但し18日(木曜日)のみ15時00分からとなる。