東京地下鉄(東京メトロ)は、東京2020オリンピック競技大会期間中の混雑の分散を図ることを目的に、大会期間中に混雑が予想される駅の混雑予想箇所及び時間を、6月28日(金)から「東京2020大会特設ページ」内で公表する。
東京メトロでは、今年3月に、大会期間中に混雑が予想される駅と大会期間中に駅での案内を充実させるための取り組みについて発表<https://www.tokyometro.jp/news/2019/195671.html>。
今回、大会期間中の観戦客などによる駅の一時的な利用の増加を踏まえ、混雑が予想される各駅構内の混雑状況に関する検証を実施した。
その検証結果に基づき、2020 TDM推進プロジェクトによる2019年夏の試行実施期間にあわせて、大会期間中に混雑を避けて利用する際の参考情報として、混雑が予想される駅のうち9駅の構内の混雑予想箇所及び時間を東京メトロ公式サイト内の「東京 2020 大会特設ページ」で公表。
今回公表する9駅については今後の需要の精査に伴い、順次更新。さらに、9駅以外の大会期間中に混雑が予想される駅についても、今後混雑予想箇所及び時間を順次公表していく。
なお、東京2020パラリンピック期間中の混雑予想箇所及び時間についても、各駅の混雑状況に関する検証を実施後、公表を予定している。
東京メトロは、東京2020大会のオフィシャルパートナー(旅客鉄道輸送サービス)として、今後も一般客と観戦客の利用が集中することによる混雑の緩和を図るため、混雑が予想される時間帯、経路、駅等を避けた利用を促がすための各種取組みを実施し、東京 2020大会の成功に貢献していきたいとしている。
[大会期間中の混雑予想箇所及び時間の公表 概要]
<公表開始日>
2019年6月28日(金)
<公表駅>
計9駅(北参道、竹橋、外苑前、明治神宮前〈原宿〉、有楽町、日比谷、新木場、豊洲、辰巳)
※今後、上記以外の大会期間中に混雑が予想される駅についても順次公表予定。
<今回公表する混雑予想情報>
大会期間中に混雑が予想される駅の出入口及び改札口の30分ごとの混雑度を2段階で表示する。
・橙色:混雑している。
・赤色:とても混雑している。
<混雑予想情報の確認方法>
(1)東京メトロ公式サイト内「東京 2020 大会特設ページ<https://www.tokyometro.jp/tokyo2020/>」にアクセス。
(2)特設ページのACTION内、「競技会場最寄駅 混雑予想」を選択。
(3)「競技会場最寄駅 混雑予想」ページで、混雑予想情報を表示させたい対象駅と日付を選択し、データ(PDF)をダウンロード。