東京工業大学と安川電機は、4月1日、人協働ロボット用の超軽量アクチュエータの研究を行う「YASKAWA未来技術共同研究講座」を開設した。
人協働ロボットとは、人と同じ空間で、作業を分担・補助するもので、両者は、10年後の超軽量人協働ロボットの実現をゴールに、その第一歩として駆動源として使われる超軽量アクチュエータの研究に、材料、モータ、ロボティクスなどの研究者を結集。安川電機がモータ、ロボット、メカトロニクスで培ってきた技術に、東工大の講座教員、講座所属学生、共同研究担当教員の叡智を加味し、人協働ロボットの実現に挑戦する。
※タイトル画像:前列左より、東工大 渡辺治理事・副学長(研究担当)、安川電機 津田純嗣代表取締役会長、東工大 益一哉学長、安川電機 熊谷彰常務執行役員(3月9日、東工大学長室で)。
[講座の概要]
– 名称:YASKAWA未来技術共同研究講座
– 研究実施場所:工学院、物質理工学院、科学技術創成研究院
– 設置期間:2020年4月1日(水)~2023年3月31日(金)の3年間
– 大学代表者:植松友彦 工学院長
– 共同研究担当教員:
工学院 電気電子系 千葉明 教授、工学院 機械系 菅原雄介 准教授、物質理工学院 材料系 合田義弘 准教授、物質理工学院 応用化学系 森伸介 准教授、科学技術創成研究院 未来産業技術研究所 進士忠彦 教授
– 共同研究講座教員:
工学院 電気電子系 中村裕司 特任教授、工学院 機械系 遠藤央 特任准教授
■(安川電機)協働ロボットとは?:https://www.yaskawa.co.jp/product/robotics/collaborative