東京ガス100%出資子会社のアカリオ・インベストメント・ワンは、3月5日、米国ベンチャーファンドのウエストリーキャピタルパートナーズファンドⅢ(ウエストリー)への出資契約を締結した。
アカリオ・インベストメントがベンチャーファンドに出資を行うのは、アクティベイトキャピタルパートナーズへの出資に続き、2例目。
今回出資するウエストリーは、エネルギー分野など持続可能性に重点をおいた北米最大のベンチャーキャピタルのひとつ。
主に、エネルギー、輸送、ソフトウェア、シェアリングエコノミー、IoTを事業領域とし、事業の立ち上げ時期または成長時期にあるスタートアップ企業に対し、北米を中心にグローバルに出資していると云う。
東京ガスは、グループ2018-20年度経営計画「GPS2020」においてイノベーションの創出を掲げており、スタートアップ企業、エネルギー関連ベンチャーキャピタル等への投資及び協業を検討してきた。
同社は、今回のウエストリーへの出資を通じ、外部の知識・技術を活用したオープンイノベーション型の研究開発を推進していくとしている。
[ウエストリーの概要]
マネージングパートナー:スティーブ ウエストリー
設立:2007年
事業所:アメリカ合衆国カリフォルニア州
出資先:エネルギー、輸送、ソフトウェア、シェアリングエコノミー、IoTのスタートアップ企業
出資実績:テスラモーターズ、プラネット、センチネルワン、エデニックなど
出資規模:3億5000万ドル
[アカリオ・インベストメント・ワン社の概要]
社名:アカリオ・インベストメント・ワン社
代表者名(*):山上 伸
設立:2017年12月
事業所:アメリカ合衆国カリフォルニア州
出資比率:東京ガス100%出資
事業内容:スタートアップ企業およびエネルギー関連ベンチャーキャピタルへの投資
*4月1日付で代表者は岡村俊哉氏に交代。