東京ガスは、5月21日、米国メリーランド州コーブポイントLNGプロジェクトで生産された液化天然ガス(LNG)を、東京ガス根岸LNG基地(神奈川県横浜市)で受け入れた。
長期契約に基づく米国シェールガス由来のLNG受け入れは、日本で初めてとなると云う。
同プロジェクトで、東京ガスは、住友商事との共同事業会社ST Cove Point社を通じ、液化加工委託、LNG販売を担うとともに、液化加工されたLNG約230万トン/年の内、約140万トン/年を購入する。
今回受け入れたLNGは約7万トン。これは、一般家庭の年間都市ガス使用量の約22万件分に相当する。これにより、東京ガスは6カ国13プロジェクトから長期売買契約に基づくLNGを受け入れることになる。
東京ガスは、同プロジェクトからのLNG調達により、これまで取り組んできた、調達先・契約内容の多様化を推進するとともに、LNGネットワークの多様化を実現していくとしている。