東海理化 と川崎鶴見臨港バス (本社: 神奈川県川崎市)は5月13日、大阪府吹田市の万博記念公園で17日に開催される「2024 バステクフォーラム 」に初出展すると発表した。
自動運転社会の実装に向けた安全支援システムの実用化目指す共同検証を、今年2月より実施している両社は、同展示会で、革新的な技術で、安心・安全な未来の地域公共交通に向けた開発製品を紹介する。
[展示会出展概要]
1.開催概要
– 名称:2024 バステクフォーラム
– 期間:2024 年 5 月 17 日(金)10 時 30 分~16 時 30 分
– 場所:大阪府吹田市 万博記念公園〈お祭り広場〉
2.出品内容
(1)車内乗客の異常検知システム
画像認識技術により、乗客が走行中に席を立つなどの怪我につながるような不安全行動を検知し、安全を支援するシステム。
(2)遠隔監視システム
運行中の複数車両の走行状況や車内外の状況を、1台のパソコンで一括監視できる遠隔監視システム。車両外に取り付けた複数台のカメラ映像を合成処理し、品質を維持したままリアルタイムに遠隔監視センターへ伝送することができるほか、カメラにエアウオッシャを搭載し、降雨時に雨滴を除去し良好な視界を確保するなど、監視者の負担を軽減する工夫が施されている。
※タイトル写真:システム搭載車両。