堀江氏は国内100機の配置を提言
一方、ホンダジェットエリートの日本初顧客は、当日サプライズ形式で発表された。
オーナーとなったのは、投資家の千葉功太郎氏(一番左)、実業家の堀江貴文氏(中央)、慶應イノベーション・イニシアチブ代表取締役社長の山岸広太郎氏(一番右)の3名が、共同で購入したことが明らかになった。
HACI藤野社長からオーナー代表の千葉氏へキーと記念の模型などが手渡されるファーストデリバリーセレモニーの後は、オーナー3名とHACI藤野社長、HondaJet Japan遠矢氏によるトークショーも実施。
その中で、小型ビジネス機やヘリコプターでの国内移動の経験が抱負な堀江氏は、特に都市部における今後のモビリティについて、「(現在はあまり利用されていない)空をもっと利用をすべき」と主張。
ただし、都市部では「小型ビジネス機を置いておける空港が少ない」という課題も指摘。そのため現状では、例えば東京から移動する場合、名古屋等の地方空港に保管している機体を羽田空港まで一旦飛ばし、そこから目的地へ移動。目的地から羽田空港に戻った後にまた保管空港に戻すといった無駄なフライトが多く、個人等が所有するにはかなりコストが必要だという。
そこで、同氏は「日本国内で100機程度」を日本各地の空港に配置しオーナー等が相互利用することで、上記のような無駄な飛行を減らすことを提言。必要なコストが減れば、日本での小型ビジネス機の需要増に貢献するといった持論も展開した。