一方、HACIの藤野社長は、同機販売数を日本で増加させるには、「より充実したサービスの提供が重要」であることを協調。
同氏は、その具体的な例として、ANAホールディングスと同社が共同で提供している海外の渡航先におけるフィーダーサービスを、今後国内でも展開することも検討中であることを明らかにした。
これは、米シカゴやロサンゼルスで現在行っているもので、ANAのファーストクラスやビジネスクラス利用者を対象に、到着した国際空港から顧客の目的地にあるローカル空港などにホンダジェットのチャーター便を出すサービスだ。
欧米では一般的なこのようなサービスを提供することにより、日本での小型ビジネスジェット機の需要を増やすことを目指すという。
当日は、他にも日本のディーラーであるHondaJet Japanチーフエグゼクティブの遠矢源太郎氏も登壇。販売拠点だけでなく整備等のサービス拠点も増やすことで、「アフターサービスを充実させていきたい」等の抱負を語った。