自動運転の民主化を目指すティアフォー( TIER Ⅳ )は7月22日、経済産業省が主催する日本スタートアップ大賞2024で経済産業大臣賞(日本スタートアップ優秀賞)を受賞。総理大臣官邸で行われた表彰式にて賞を受け取り、岸田総理にティアフォーのビジョンの説明や自動運転システムのデモンストレーションを行った。
この日本スタートアップ大賞は、次世代を担う若者や起業家のロールモデルとなるような社会的インパクトのある新事業を創出したスタートアップを表彰し称える制度。
起業を志す人々や社会に対し、積極的な挑戦の重要性や起業家への評価を浸透させ、社会全体のチャレンジ精神の高揚を図ることを目的としている。
賞を受け取るティアフォーCEOの加藤真平氏
選出にあたっては経済産業省を筆頭に、複数の政府機関、オープンイノベーション・ベンチャー創造協議会が募集を行い、経済団体・有識者などで構成される審査委員会於いて受賞者を選出している。
対して今回、経済産業大臣賞に輝いたティアフォーは、「自動運転の民主化」をビジョンに掲げ、自動運転システム用のオープンソースソフトウェアである「Autoware(AutowareはThe Autoware Foundationの登録商標)」の開発を主導すると共に、拡張性の高いソフトウェアプラットフォーム、および市場の需要に対応した数多くのソリューションを展開している。
世界各地のパートナーと協力し、Autowareが生み出すエコシステムを通じて個人から組織まで、全てのステークホルダーと共に自動運転の更なる可能性を拡大。より良い社会の実現を目指している。
岸田総理に技術を説明するティアフォーCEOの加藤真平氏
また、政府が目標として掲げる2025年50箇所、2027年100箇所以上の自治体への自動運転システムの導入を牽引する立場として、目標の達成に向けて貢献してきた。そうしたなかでティアフォーは、今受賞を励みに、今後も技術革新への挑戦と自動運転の社会実装をより一層促進していきたいと述べている。
関連資料
会社概要
社名:株式会社ティアフォー
所在地:東京都品川区
URL:https://tier4.jp
設立年月:2015年12月
主な事業内容:
・自動運転プラットフォーム開発事業
・自動運転ウェブサービス開発事業
・自動運転システム開発キット販売事業
・自動運転技術の教育事業