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2024年7月5日【MaaS】

ティアフォー、アマゾンで高性能カメラ等の販売を開始

坂上 賢治

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ティアフォー、C1カメラ、C2カメラ、GMSL2-USB3.0変換器を販売開始

 

自動運転の民主化を目指すティアフォー( TIER Ⅳ )は7月5日、自社独自製品の車載カメラ「C1カメラ」と「C2カメラ」並びに「GMSL2-USB3.0変換器」をAmazonでも販売する( 但し注文時はアマゾンジャパンのアカウントが必要。日本以外の国・地域アカウントは利用できない。また米国や中国など一部の国・地域への海外発送に対応していないケースも一部ある。詳細は製品ページで「場所を更新する」を選択して確認されたい )

 

上記のTIER IVは、世界初のオープンソースの自動運転ソフトウェア「Autoware( The Autoware Foundationの登録商標 )」の開発を主導するディープテック企業。「Autoware」が生み出すエコシステムを通じて、世界各地のパートナーと協力して自動運転システムの可能性を切り拓いている。

 

ティアフォーが開発するC1カメラとC2カメラ

 

今回の販売製品は、従来から代理店を経由して流通網に乗せてきたが、今回、新たな追加販路として世界最大級のECサイトを通じて提供することにより、より広くの技術者へ製品を提供できるようにしたという。なおAmazonの海外配送サービスを利用しているため、世界65ヶ国・地域に製品を届けることが可能だ。

 

対象製品は3つで、まず一つ目はC1カメラ製品ページ:120dB相当のダイナミックレンジや高い接続性を備えた車載品質のハードウェアにより、自動運転や運転支援の領域に限らず、自律移動ロボットや警備・監視など、様々な用途で国内外100以上の企業で導入されているもの。

 

二つ目は、C2カメラ製品ページ:C1カメラの上位機種で、5.4メガピクセルの高解像度が特徴。遠距離の物体認識や信号認識に優れている。

 

3つ目は、GMSL2-USB3変換器製品ページ / ケーブルは付属されていない ):C1カメラとC2カメラを一般のウェブカメラと同様にUSB接続で利用できる変換器で、様々なコンピューター環境での開発をサポートする。

 

C1カメラとC2カメラの特徴

GMSL2-USB3変換器

 

販売価格
それぞれの製品は、以下の価格で販売される。なお現段階では、C1カメラまたはC2カメラとGMSL2-USB3.0変換器を同時に購入すると、カメラ1台あたりGMSL2-USB3.0変換器が半額になるキャンペーンが行われている( それぞれの製品を購入する際に同じカートに入れること )

  • C1カメラ:132,000円( 税込 )
  • C2カメラ:165,000円( 税込 )
  • GMSL2-USB3.0変換器:66,000円( 税込 )

 

AmazonGlobal海外配送の概要
対象国・地域:世界65ヶ国・地域
配送方法:エコノミー、スタンダード、プレミアムの配送方法から選択可能
送料:商品の重量やサイズ、配送先地域によって異なる
追跡:配送状況を常に追跡可能
関税・輸入諸税:商品価格に応じて関税や輸入諸税が発生する場合あり
返品・交換:一部商品を除き可能
ウェブサイト:https://amzn.to/3Vq6nQg

 

社名:株式会社ティアフォー
所在地:東京都品川区
URL:https://tier4.jp
設立年月:2015年12月
主な事業内容:
 ・自動運転プラットフォーム開発事業
 ・自動運転ウェブサービス開発事業
 ・自動運転システム開発キット販売事業
 ・自動運転技術の教育事業

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。