ティアフォー、C1カメラ、C2カメラ、GMSL2-USB3.0変換器を販売開始
自動運転の民主化を目指すティアフォー( TIER Ⅳ )は7月5日、自社独自製品の車載カメラ「C1カメラ」と「C2カメラ」並びに「GMSL2-USB3.0変換器」をAmazonでも販売する( 但し注文時はアマゾンジャパンのアカウントが必要。日本以外の国・地域アカウントは利用できない。また米国や中国など一部の国・地域への海外発送に対応していないケースも一部ある。詳細は製品ページで「場所を更新する」を選択して確認されたい )。
上記のTIER IVは、世界初のオープンソースの自動運転ソフトウェア「Autoware( The Autoware Foundationの登録商標 )」の開発を主導するディープテック企業。「Autoware」が生み出すエコシステムを通じて、世界各地のパートナーと協力して自動運転システムの可能性を切り拓いている。
ティアフォーが開発するC1カメラとC2カメラ
今回の販売製品は、従来から代理店を経由して流通網に乗せてきたが、今回、新たな追加販路として世界最大級のECサイトを通じて提供することにより、より広くの技術者へ製品を提供できるようにしたという。なおAmazonの海外配送サービスを利用しているため、世界65ヶ国・地域に製品を届けることが可能だ。
対象製品は3つで、まず一つ目はC1カメラ( 製品ページ ):120dB相当のダイナミックレンジや高い接続性を備えた車載品質のハードウェアにより、自動運転や運転支援の領域に限らず、自律移動ロボットや警備・監視など、様々な用途で国内外100以上の企業で導入されているもの。
二つ目は、C2カメラ( 製品ページ ):C1カメラの上位機種で、5.4メガピクセルの高解像度が特徴。遠距離の物体認識や信号認識に優れている。
3つ目は、GMSL2-USB3変換器( 製品ページ / ケーブルは付属されていない ):C1カメラとC2カメラを一般のウェブカメラと同様にUSB接続で利用できる変換器で、様々なコンピューター環境での開発をサポートする。
C1カメラとC2カメラの特徴
GMSL2-USB3変換器
販売価格
それぞれの製品は、以下の価格で販売される。なお現段階では、C1カメラまたはC2カメラとGMSL2-USB3.0変換器を同時に購入すると、カメラ1台あたりGMSL2-USB3.0変換器が半額になるキャンペーンが行われている( それぞれの製品を購入する際に同じカートに入れること )。
- C1カメラ:132,000円( 税込 )
- C2カメラ:165,000円( 税込 )
- GMSL2-USB3.0変換器:66,000円( 税込 )
AmazonGlobal海外配送の概要
対象国・地域:世界65ヶ国・地域
配送方法:エコノミー、スタンダード、プレミアムの配送方法から選択可能
送料:商品の重量やサイズ、配送先地域によって異なる
追跡:配送状況を常に追跡可能
関税・輸入諸税:商品価格に応じて関税や輸入諸税が発生する場合あり
返品・交換:一部商品を除き可能
ウェブサイト:https://amzn.to/3Vq6nQg
社名:株式会社ティアフォー
所在地:東京都品川区
URL:https://tier4.jp
設立年月:2015年12月
主な事業内容:
・自動運転プラットフォーム開発事業
・自動運転ウェブサービス開発事業
・自動運転システム開発キット販売事業
・自動運転技術の教育事業