国土交通省は、6月8日、「地域交通グリーン化事業」の補助対象として、新たに3事業への支援を決定した。
これにより、今後、盛岡駅周辺、尾瀬国立公園、沖縄全域で、電気バス4台、超小型モビリティ20台が導入される。
国土交通省では、環境に優しい電気バスなどを使った交通サービスの普及を促進するため、バス事業者や地方公共団体などに対し、車両の導入費用などを補助する「地域交通グリーン化事業」を実施。
公募期間中に申請があった下記3事業について、今回、補助対象事業として認定。認定事業者には、車両本体価格等の1/3(※)が補助として支給される。
[認定事業一覧]
<事業実施者、主な事業実施地域、導入予定車両、事業概要、補助率>
– 岩手県交通株式会社、岩手県盛岡市、電気バス、盛岡駅周辺の主要路線に電気バス1台、電気自動車用急速充電設備1基を導入、車両本体価格等の1/3(※)
– 会津乗合自動車株式会社、福島県南会津郡檜枝岐村、電気バス、尾瀬国立公園内等を運行する路線に電気バス3台、電気自動車用急速充電設備5基を導入、車両本体価格等の1/3(※)
– ゆいも推進協議会、沖縄県全域、超小型モビリティ(電気自動車)、沖縄本島及び与那国島に超小型モビリティ20台、電気自動車用普通充電設備2基を導入、車両本体価格等の1/3(※)
※:電気自動車用充電設備の設置にかかる工事費は実額(上限額まで)を補助。
■地域交通のグリーン化に向けた次世代自動車の普及促進の概要: