国土交通省は7月15日、トラック事業者と荷主が連携して物流全体の効率化を図ることで、トラック輸送の省エネ化を推進するべく、トラック事業者に対して車両動態管理システムの導入を支援する(資源エネルギー庁連携事業)。申請は7月27日から受け付ける。(坂上 賢治)
運輸部門でエネルギー消費量の約4割を占めるトラック輸送は、省エネの取組の実施がますます重要となってきた。しかしトラック事業者が単独でこうした取り組みを行うには限界があるため、トラック事業者と荷主が連携して物流全体の効率化を図り、省エネ化を推進していく必要がある。
そこで資源エネルギー庁連携事業として「トラック輸送における省エネ化推進事業(車両動態管理システム等の導入支援による実証)」を実施。トラック輸送の省エネ化を推進していく。
1.事業内容
トラック事業者と荷主との連携を要件に、車両動態管理システム等の導入に要する経費の一部を補助し、当該システムの活用による輸送の効率化を実証する事業。※補助事業の執行団体:パシフィックコンサルタンツ株式会社
2.申請受付期間
1次公募:令和2年7月27日(月)~8月 7日(金)
2次公募:令和2年8月17日(月)~8月28日(金)
3次公募:令和2年9月 7日(月)~9月18日(金)※消印有効
3.その他
詳細は以下のパシフィックコンサルタンツ株式会社のホームページを参照されたい。
http://www.pacific-hojo.jp/