日本損害保険協会 (損保協会)・北海道支部は8月22日、北海道内で高齢者が関わる交通事故が多発している交差点マップを、WEB上で公開した。
警察庁の統計では、2022年の北海道での交通事故死者数(115名)の内、半数以上(63名)が65歳以上の高齢者であった。また、北海道警察の資料によると、高齢者交通事故は買物時や散歩中など自宅から比較的近い場所で多く発生し、その半数以上が市街地交差点で発生していると云う。
これを受けて、損保協会・北海道支部では、北海道警察の統計データを基に、2018年~2022年の5年間に65歳以上の高齢者が関わる交通事故が6件以上発生している交差点をマッピングした「北海道内高齢者交通事故多発交差点マップ 」を作成。マップでは、各交差点のピンをクリックすることで、事故類型(車両相互、車両単独、人対車両)、状態別(自動車運転中、自転車運転中、歩行中)の死傷者数が確認できる。
損保協会・北海道支部は、今後も道警と連携し、同マップや反射材付きの注意喚起チラシを活用しながら、高齢者への事故防止啓発活動を行っていくとしている。
注意喚起チラシ。