国土交通省は8月2日、不足するドライバーの確保に向けた業界連携を推進するため、旅客運送事業者等(ハイヤー・タクシー連合会および関連事業者)と、貨物運送事業者等(全日本トラック協会および宅配事業者)、そして同省から構成される「ドライバーシェア推進協議会」を設置すると発表した。
協議会では、関係者と意見交換を行うと共に、更なる業種への展開の可能性についての議論を行い、事業者による適切な安全管理の下、不足するドライバーを確保することができる柔軟な仕組み作りを進める。これにより、ラストマイルを担うタクシー業界や宅配事業で共通の課題となっているドライバー不足の解消を目指す。
<第1回協議会の開催について>
– 日時:8月6日(火)17:15~18:15
– 場所:自動車会館2階大会議室(東京都千代田区九段南4-8-13)
– 内容:宅配事業者、タクシー事業者等の現状の共有、協議会の今後の進め方 等
– 構成員:
・旅客運送事業者等:一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会、DiDiモビリティジャパン株式会社、GO株式会社、S.RIDE株式会社、Uber Japan株式会社。
・貨物運送事業者等:公益社団法人全日本トラック協会、佐川急便株式会社、日本郵便株式会社、ヤマト運輸株式会社。
・国土交通省:物流・自動車局長、大臣官房審議官(公共交通政策、物流・自動車局担当)、物流・自動車局審議官(物流担当)、貨物流通事業課長、旅客課長、参事官(企画・電動化・自動運転担当)。
・オブザーバー:(関係省庁)総務省情報流通行政局郵政行政部、厚生労働省労働基準局/(労働組合)全国交通運輸労働組合総連合、全国自動車交通労働組合連合会、全日本運輸産業労働組合連合会、日本私鉄労働組合総連合会、日本郵政グループ労働組合。
[問い合わせ先]
国土交通省物流・自動車局企画・電動化・自動運転参事官室 笠井、山本
電話:03-5253-8111(内線41152、41162) 直通 03-5253-8564