TOYOTA GAZOO Racing(以下「TGR」)は6月20日、スーパーフォーミュラの第4戦の結果を発表した。
6月19日(土)、20日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された第4戦は、雨の予選でポールポジションを獲得した関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)が3位表彰台フィニッシュ。宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)が7位、阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)が8位、ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)が9位と21歳の若手勢が入賞を果たした。
なお今大会、先週末に行われたWECポルティマオ戦に参戦した中嶋一貴と小林可夢偉は欠場。Kuo VANTELIN TEAM TOM’Sの36号車は前戦初優勝を挙げたアレジ、KCMGの7号車は小高一斗が代役としてドライブ。また、WEC戦の直後に行われたポルティマオでのテストに参加した平川亮も帰国後の隔離期間が取れないため欠場となり、carenex TEAM IMPULの20号車は高星明誠が、そしてサッシャ・フェネストラズもまだ入国が叶わず、KONDO RACINGの4号車は中山雄一がドライブした。
イベント広場にはGR 86、GR YARISやGR SUPRAが展示された
3年ぶりとなるポールポジションを獲得した関口 雄飛(carenex TEAM IMPUL 19号車)
予選で3番手グリッドを獲得した阪口 晴南(P.MU/CERUMO・INGING 39号車)
ポールポジションを獲得し喜ぶ関口 雄飛(carenex TEAM IMPUL 19号車)
■carenex TEAM IMPUL 19号車 ドライバー 関口雄飛
スタートから1,2周目あたりのタイヤが冷えていたときは自分の思い通り、冷静に走ることができ、勝てるんじゃないかと思っていましたが、ピットで逆転され、大湯選手にもコース上で抜かれてしまい、ちょっと残念な結果になりました。最後はダウンフォースの関係で抜けませんでしたが、2位の大湯選手には追いつくことができ、最低でも2番手のペースはあったんじゃないかと思います。ただ、大湯選手に抜かれたときは、かなり距離があったので正直油断していて、もう少し後を気にしていれば良かったのですが、完全に自分のミスです。あそこで抑えられれば多分その後は行けたと思うので、そこは反省点です。今日は朝から徐々に車を改善でき、フィーリングもタイムも良かったので、次戦以降も予選Q3に残ってポールポジションを争い、決勝でも優勝争いができるよう引き続き頑張ります。
決勝スタートシーン
今季初の表彰台を獲得した関口 雄飛(carenex TEAM IMPUL 19号車)
7位フィニッシュを果たした宮田 莉朋(Kuo VANTELIN TOM’S 37号車)
2戦連続でポイントを獲得したジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TOM’S 36号車)
■スーパーフォーミュラ 2021年 第4戦 SUGO 決勝結果