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2022年2月7日【イベント】

TGR、WRCチャレンジプログラムに新人3名を選出

NEXT MOBILITY編集部

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TOYOTA GAZOO Racing(以下「TGR」)は2月7日、TGR WRCチャレンジプログラムに新しく参加する、日本の若手ドライバー3名(小暮ひかる、大竹直生、山本雄紀)を発表した。

 

プログラムへの参加が決まった3名のドライバーは、同日よりWRCチャレンジプログラムのドライバーとして、ペースノートの作成とRally4車両の走行を中心としたトレーニングを開始。4月上旬にはTGR-WRTが拠点を置くフィンランドに居を移して厳しいトレーニングを集中的に行い、夏以降はRally4車両でフィンランドや欧州のいくつかのラリーに参加する予定だ。

WRCチャレンジプログラムは、日本からWRCのトップレベルで活躍できる可能性を秘めた才能ある若手ドライバーを発掘し、育成するために2015年にスタートした。最初の選抜で選ばれた2名のドライバーのうちの1名である勝田貴元は、今年、TGR-WRT Next GenerationチームからGR YARIS Rally1でWRCにフル参戦。ラリー経験がほとんどない状態でWRCチャレンジプログラムに参加した勝田は、2021年のWRCサファリ・ラリー・ケニアで自身初の2位表彰台を獲得するまでに成長し、現在もさらに多くの学びを重ねている。

 

TGRは、次世代のドライバーにも同様の機会を提供するため、2021年8月に新規参加者の募集を開始し、2022年1月末には60名もの応募者の中から選ばれた8名が、TGR-WRTが本拠地を置くフィンランド・ユヴァスキュラで2週間のトレーニングキャンプに参加した。

 

トレーニングキャンプでは、市販車のGR YARIS、クロスカート、Rally4車両によるドライビング技術や、フィジカル面、メンタル面におけるテストを実施した。選考は、ドライバーとしてWRCで通算15回の優勝を挙げたチーフ講師のミッコ・ヒルボネン、ヨウニ・アンプヤ、ユホ・ハンニネンが担当。今回の選考においては、現時点のスキルレベルよりも、プロのラリードライバーになるためのポテンシャルを考慮し、学習能力と適性を重視したとしている。

 

 

■ドライバー プロフィール
大竹 直生/Nao Otake
年齢:21歳(2000年6月21日生)
経歴:大阪府出身。
14歳からダートトライアルを始め、17歳で、全日本ラリー選手権で複数回優勝経験のある奴田原文雄率いるNUTAHARA RALLY SCHOOLのジュニアチームに参加。
18歳でラリーを始め、2021年全日本ラリー選手権
JN3クラスで3勝を挙げ、タイトルを獲得

 

 

小暮 ひかる/Hikaru Kogure
年齢:20歳(2001年4月19日生)
経歴:群馬県出身。
2006年にカートを始め、2017年まで幅広くレース活動を行う。2020年にTRDラリーカップでラリーデビューを果たす。
2021年にはJAF東日本ラリー選手権にBC2クラスで参戦し、第2戦で優勝、ランキング2位を獲得。

 

 

山本 雄紀/Yuki Yamamoto
年齢:24歳(1997年2月23日生)
経歴:京都府出身。
2018年TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge参戦、ラリーを始める。
2021年には全日本ラリー選手権の最終2戦に出場、JN6クラスで2勝を挙げる。

 

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。