インド東部西ベンガル州コルカタでの「ベンガル・グローバル・ビジネス・サミット」で新発表
電池交換式インフラを持つSUN Mobility社とテラモーターズが提携・協業開始
テラモーターズ (本社 : 東京都千代田区、代表取締役社長 : 上田晃裕)は4月22日、インドでEV用蓄電池交換インフラ施設(スワップポイント/SWAP POINT)を展開するサンモビリティ (SUN Mobility Pte Ltd/アナント・バァジャトヤCEO) と戦略的パートナーシップを締結した。
この提携でインド北部と東部の複数都市で展開されている蓄電池交換インフラ〝スワップポイント〟を、テラモーターズの電動3輪モデルが利用出来るようになる。また加えて現地のテラモーターズの販売店にも同様の施設が設置される予定だ。
車載される蓄電池は、クラウド環境との接続機能が組み込まれているため、EVの利用オーナーは、自宅の電気の使用量の支払いと同じく、EVでも実使用分の電気使用量を支払え字良い仕組み(pay as you use方式)になっている。
この結果EV購入ユーザーは、車載蓄電池の購入に無駄なコストを掛ける必要が無くなり、車両のライフサイクルを通じて車載蓄電池のエコシステムが構築される事になる。
同パートナーシップについてテラモーターズの上田晃裕代表取締役社長は「インド当地に蓄電池の交換インフラを持つサンモビリティとの提携は、テラモーターズにとって初めての試みとなります。
そうした取り組みを介して当地でEVの普及がより加速されることを期待しています。特にサンモビリティの南北インドにおける蓄電池交換のネットワーク施設は、テラモーターズの車両に新たな付加価値を生む事になります。
また我々も充電ネットワークのサービスプロバイダーとなることを計画しており、インドのみならず広く海外での充電インフラ拡充を加速させる計画です」と話している。
一方、サンモビリティのアナント・バァジャトヤCEOは「テラモーターズのパートナーシップにより、スマートでコスト効率が高い輸送ソリューションを生み出すという彼らのミッションに参加する事が出来ます
両社によるこの取り組みは、インド国内に於けるEV需要の掘り起こしと同市場の拡大に貢献し、我々の共通の目標達成に近づくものとなるでしょう」と述べている。