左から山本建設代の山本 武也(やまもと たけや)表取締役社長、宇陀市の金剛 一智(こんごう かずとし)市長、テンフィールズファクトリーの市川 裕(いちかわ ひろし)代表取締役社長
テンフィールズファクトリーは4月9日、充電速度180kW/hの国内最大級の超急速EV充電池「FLASH」を奈良県宇陀市内へ設置に向けた協定を締結した。先ずは宇陀市内の施設4箇所に2024年秋ごろから順次設置していく。
このプロジェクトは、宇陀市が所有する施設におけるEV充電設備の設置を含む、包括的な環境保護対策の一環。テンフィールズファクトリーは、EV充電設備の設置およびメンテナンスを担当し、持続可能な社会の実現に貢献する。
事業概要
EV超急速充電器「FLASH」を、奈良県宇陀市内の2箇所の道の駅、市役所、総合体育館の計4箇所に2024年秋ごろから順次設置。テンフィールズファクトリー株式会社は山本建設株式会社と共に、宇陀市が進める脱炭素社会への移行とEV普及の加速を実践していく。
設置予定場所
・道の駅 宇陀路大宇陀
〒633-2164 奈良県宇陀市大宇陀区拾生714-1
・道の駅 宇陀路室生
〒633-0317 奈良県宇陀市室生三本松3176-1
・宇陀市役所
〒633-0241 奈良県宇陀市榛原下井足17−3
・宇陀市総合体育館
〒633-0253 奈良県宇陀市榛原萩原1057
テンフィールズファクトリーの超急速EV充電器「FLASH」は、従来の課金方式の充電量ではなく時間で課金されるシステム(時間課金制度)に疑問を持ち、充電量で課金が行われる方法(従量課金制)を採用している。
これにより充電器オーナーと、EVユーザー両方にメリットがある形を実現。国内最速級の充電速度により今後のEV業界にフィットするEV充電器であると謳っている。決済方法も会員登録を必要とせず、クレジットカードが利用可能で、従来のガソリンスタンドなどと同じような使用感でEV充電器を利用することが可能としている。