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2025年3月12日【企業・経営】

チームビューワー、F1アカデミーの活動を支援

坂上 賢治

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デジタル・ワークプレイス・ソリューションを手掛けるTeamViewer(チームビューワー)は3月11日(ドイツ発)、モータースポーツ分野での女性参加を後押しするべく女性限定のレースシリーズ「F1 ACADEMY™」との2年間のパートナーシップを締結した。

 

TeamViewerは、F1 ACADEMY(動画リンク)初となるテクノロジー・パートナーであり、ドライバー、エンジニア、研究開発(R&D)、その他の職種を問わず、より多くの女性がモータースポーツ業界に参加できるようにするというF1 ACADEMYの目標を支援。同パートナーシップは、レースシーンで一生に一度の特別な機会を提供するだけでなく、ジェンダー平等の機会を支援することで意義のある変革を推し進めていく取り組みだという。

 

2025年で3シーズン目を迎えるF1 ACADEMYでは、18名の女性ドライバーに対して、F1昇格に門戸を開くための環境とサポート体制を提供する。またサーキットの内外でモータースポーツへの参加を拡大させていくべく設けられたF1 ACADEMY DISCOVER YOUR DRIVE™を通じて、女性のモータースポーツ参加に係る草の根活動を支援していく。

 

そうしたなかでTeamViewerは、このような活動に関わる公式パートナーとして、テクノロジー界やモータースポーツの世界を問わかず広く社会が直面している「ジェンダー平等」に取り組むビジョンを共有している。

 

F1 ACADEMYでマネージング・ディレクターを務めるスージー・ヴォルフ(Susie Wolff)氏は、 「私たちの使命は、サーキットの内外で障壁を取り除くことであり、これをサポートする公式パートナーにTeamViewerを迎えることができたことを光栄に思います。

 

TeamViewerのスポーツ、特にスポーツ・テクノロジーを包括性を支援する取り組みには、私たちのビジョンを受け入れ、後押しするという強いコミットメントを実感しています。私たちは共に、広くモータースポーツに於ける女性の活躍の機会を支援し、サーキットの内外でイノベーションを促進する原動力となるべく共に活動していきます」と述べた。

 

これを受けてTeamViewerのオリバー・スタイルCEO(Oliver Steil)は、「当社はF1ACADEMY の公式パートナーであることを大変光栄に思います。F1 ACADEMYが世界中で支持を集め、ファンを増やし続けるこみとを支援し、様々な障壁を克服し、F1 ACADEMYと共に革新をもたらす機会はますます増えるでしょう。

 

F1 ACADEMY DISCOVER YOUR DRIVEのようなレースシリーズや、草の根活動に F1 ACADEMY と共に精力的に取り組んでいくことで、モータースポーツをより多様かつ包括的で、身近なスポーツへと進化させるための一翼を担えることは、TeamViewerにとっても、心から誇りに思います」と語っている。

 

なお今後のパートナーシップの一環として、TeamViewerは、顧客、パートナー、コミュニティのためにF1 ACADEMYのレースを実際に観戦する機会を提供する(動画リンク)。また、第5戦でのワイルドカード・エントリーをサポートし、TeamViewerスペシャル・エディションのカラーリングとレーシングスーツをデザインする。

 

TeamViewerは、2025年に開催される第7戦にも参加し、Female Quotientイベントへの参加を通じてレース会場での積極的な対話を促進し、スポーツの変化を加速させるという使命を共有するべくコミュニティを支援する。

 

最後にTeamViewerでは、同パートナーシップは、モータースポーツにおける包摂性と多様性を促進するだけでなく、女性が男性優位の分野に進出し、あらゆる分野で変革をもたらす機会となります。当社は。そうした取り組みに積極的に関わっていきますと話している。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。