東京の法人タクシー・ハイヤー事業者の団体である“東京ハイヤー・タクシー協会(東タク協)”は11月1日、タクシー乗務員の確保と労働条件の改善、また事業収支の改善を図るため、東京23区と武蔵野市、三鷹市(多摩地区は除く)のタクシー運賃を、11月14日から改定(値上げ)すると発表した。
改定の内容は、以下の通り。
[タクシー運賃改定について]
– 実施時期:2022(令和4)年11月14日(月)午前0時出庫の車両より。
– 改定内容:
①距離制運賃
<現行 ⇒ 改定後>
・初乗:420円 1.052km ⇒ 500円 1.096km
・加算:233mまでごとに80円 ⇒ 255mまでごとに100円
②時間距離併用運賃(時速10km以下で走行した場合)
<現行 ⇒ 改定後>
・1分25秒までごとに80円 ⇒ 1分35秒までごとに100円
③迎車回送料金
・1回につき定額料金を事業者ごとに設定。
■(東タク協)東京23区・武蔵野市・三鷹市の新運賃に関するQ&A(PDF):https://www.taxi-tokyo.or.jp/assets/pdf/home/info20221101.pdf