タクシー配車システム事業のMobility Technologies(モビリティテクノロジーズ/以下、MoT)は8月4日、同社タクシーアプリ「GO(ゴー)」と、韓国のカカオモビリティ社が展開する同国最大のモビリティプラットフォーム「Kakao T(カカオT)」との連携を、同日より開始すると発表した。
カカオTとの連携は、イギリス・シンガポールに拠点を置く“スプリット社(Splyt Technologies)”が展開するモビリティサービスアプリと旅行予約プラットフォームを相互接続するシステムを通じて行われ、韓国のカカオTユーザーは、訪日した際、同アプリを使って、「GO」加盟の全国26エリアのタクシーを呼ぶことができるようになる。
MoTは、これにより、訪日外国人が日頃から使い慣れたアプリ操作で簡単にタクシーを呼べるようになる他、アプリ上での目的地入力や決済で車内でのコミュニケーションコストも不要になるなど、そのメリットを挙げている。また、今後インバウンドの回復が期待される中、タクシーアプリ「GO」の海外連携を強化することで、国内タクシー事業者へ送客、その発展に貢献していくとしている。
[タクシーアプリGOについて]
– アプリ名:GO
– 対応エリア:全国26エリア(2022年7月時点)
北海道/青森県/岩手県/宮城県/山形県/福島県/茨城県/群馬県/埼玉県/千葉県/東京都/神奈川県/富山県/石川県/岐阜県/静岡県/愛知県/三重県/滋賀県/京都府/大阪府/兵庫県/奈良県/広島県/福岡県/熊本県。
– 対応決済:Visa / Mastercard / JCB / American Express / Diners Club / d払い。
– アプリ機能 :
・タクシーの配車(今すぐ呼ぶ/事前確定運賃/AI予約)。
・支払い手段の事前登録による配車時及び車載タブレットでのGO Pay。
・メールでの電子領収書発行。
※一部機能は一部地域での提供。
[MoT概要]
– 社名:株式会社Mobility Technologies
– 所在地:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー16F
– 設立:1977年8月
– 事業内容:
タクシー事業者等に向けた配車システム提供などモビリティ関連事業(タクシーアプリ「GO」/ タクシーアプリ「JapanTaxi」/ 法人向けサービス「GO BUSINESS」/ タクシーデリバリーアプリ「GO Dine」/ 交通事故削減支援サービス「DRIVE CHART」)。
– HP:https://mo-t.com/
■(MoT)Go:https://go.mo-t.com/
■カカオモビリティ(英語):https://www.kakaomobility.com/
■splyt(英語):https://splyt.com/